すべて紙で出来たファイル

保存ファイル<オール紙>
ナチュラルカラーが目に優しい。
チューブファイルとは綴じ具部分がまっすぐのチューブ状になったもの。特に大量の書類のファイリングに適している。会社では欠かせないアイテムだ。

これまでこうしたファイルのほとんどは綴じ具がどうしても鉄製であったため、廃棄するときに、それらを取りはずさなければならなかった。これはかなり面倒な作業となる。そこでコクヨでは綴じ具部分に至るまですべて紙にしたファイルを作ってしまった。それがこの「保存ファイル<オール紙>」だ。
保存ファイル<オール紙>
ファイルの心臓部である綴じ具、
そして台座に至るまで全て紙製。

綴じ具は紙の筒で作られ、それを支える台座もすべて紙製。こうしたファイルはおそらく業界でも初ではないだろうか。綴じ具の開閉は台座手前のレバーのようなものを押したり引いたりするだけ。まるで飛び出す絵本の仕掛けのようで楽しい。収容枚数は300枚と十分。気になるのは紙で作られているため、強度が保たれるかということ。さすがに金属製のものに比べれば、劣る。しかし、実際に触ったところでは綴じ具も固くしっかりと固定されているので、思ったよりも頑丈。そもそもこのファイルは保存用ということで、閲覧を目的としていない。保存するだけであれば問題なさそうだ。
保存ファイル<オール紙>
左/パイプを支える台座手前のレバーを押すと、
右/ロックが解除される。

このファイルを販売するきっかけとなったのは、とある金融機関から、保存期間が切れた大量の文書とファイルの 分別廃棄がとても手間で困っているという相談を受けたことだ。以前よりコクヨで研究していたすべて紙でできたファイルを提案したことが実用につながったという。価格は1冊840円。
保存ファイル<オール紙>
筒状になったパイプは、強度を上げるために、つなぎ目のない製法で作られた特別な紙管を使っている。

見た目も楽しい環境配慮ファイルだ。

まだまだあるオール紙ファイル

フラットファイル<オール紙>
会社でもお馴染みのフラットファイル
先程のようなすべて紙で作られたファイルは、他にも幾つかある。その一つが「フラットファイル<オール紙>」。これは小学生時代からお世話になっている方も多いと思う定番ファイル。外観からすると、いつものフラットファイルの様だが、こちらも綴じ部分が全て紙。まるでプラスチックのように見える綴じ部分は、紙パルプをデンプンで固めて成形したもの。綴じ足はこより状のヒモを4本つなぎ合わせた紙製。
フラットファイル<オール紙>
左/留め具は見るからにプラスチックの様だが、これも紙製。
右/紙のこよりを4本つなげた状態の綴じ足。

紙とは言え、かなり頑丈。紙であることをあまり気にせず、普通のフラットファイルのように使うことができそうだ。価格は従来のものと同じで1冊94円
フラットファイル<オール紙>
ヒモをつなぎ合わせた形状の綴じ足をとめ具に押し込んで固定させる。

続いて、つづりこみ表紙セット。これはたくさんの書類の束に表紙を付けて綴じるタイプだ。よく経理などで見かけるファイルである。表紙には、牛乳などの飲料パックの再生材が使われている。
つづりこみ表紙セット
表紙には所々に飲料パックの印刷らしきものが見える。「つづりこみ表紙セット」 840円/10枚セット