手紙の基本形式を押さえよう
手紙は4つのパートで構成されている
中心線を意識し、バランスを整えて書くことを習得した後は、手紙の基本形式を押さえてみよう。こういうことは知っているようで意外と知らない。ここではその基本となることが簡潔に解説されている。そもそも手紙の構成は大きく4つのパートから成り立っている。前文、主文、末文、後付け。それぞれ一文字分落とすとか、一番上に書いたり下に書いたりとルールが決まっている。手紙の書き出しは頭語、そして季節の挨拶というのものから始める。その頭語にはいくつかの種類があり、それぞれには決まった結語もある。これはいくつかの決まったパターンがあり、改まった手紙、普通の手紙などニュアンスにあわせて使い分ける。また、意外と書き出しに「前略」を使用する人を多く見かけるのだが、これは急用の時以外はあまり使わないほうがいいと言う。
こうした基本的な頭語、季節の挨拶の例文がいくつか載っているので、それを参照すればOK。以上のポイントを簡単に踏まえただけでも、見た目そして作法的にもきれいな手紙を書けるようになるはず。
併せて使いたい「きれいな宛名が書ける封筒」8枚入り。378円きれいな手紙が書けたなら、それを収める封筒の宛名書きも美しく仕上げたい。しかし、これが簡単なようで意外に難しい。受け取った人の目にまず入る宛名は手紙の第一印象を決めてしまうことになる。決しておろそかにはできない。このシリーズには「きれいな宛名が書ける封筒」というのも別売りで用意されている。
こちらにも気の利いた台紙が付いている。宛名と差出人の住所・名前をバランス良く書けるようになっている。その台紙を封筒に差し込んで使う。便せんと違い封筒には罫線が引かれていないことが多いので、手紙に不慣れな人にとってはこの台紙は実に助かる存在だ。
こちらにも気の利いた台紙が付いている。宛名と差出人の住所・名前をバランス良く書けるようになっている。その台紙を封筒に差し込んで使う。便せんと違い封筒には罫線が引かれていないことが多いので、手紙に不慣れな人にとってはこの台紙は実に助かる存在だ。
表と裏のそれぞれの宛名用台紙が付いている
左/台紙はこの様に封筒に入れて使う 右/台紙を入れたまま封印して投函してしまうことがないよう、台紙が封筒より大きめになっている |
このように、手紙を書くにあたってのイロハが丁寧に解説され、しかもそれが実践しやすい台紙も付いている至れり尽くせりの便箋&封筒。手紙は出すつもりはないと言いつつも、ビジネス上でのお礼状やお詫び状など予期せぬこともあり得る。そんな時にはきっと頼もしい味方になってくれることだろう。
<関連リンク>
ミドリ オフィシャルサイト
手紙の書き方紹介サイト(ミドリ)
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