無垢なスケジュール帳(2ページ目)

しかも、その方眼は余白の部分にまでおよんでいる。一見すると、ちょっとうるさいかなと思ってしまうが、ひとつひとつの方眼は、それぞれのスケジュール欄にピッタリとくるようになっており、むしろこれは使いやすいデザインと言える。

方眼の線、そしてスケジュールの数字などの印刷は落ち着いたグレーで統一され、オーナーがこれから書き込んでいく文字が最も映えるように配慮されている。グレー1色とはいえ、休日を四角で囲うなどのマークでの工夫により、必要な情報も読み取りやすいようになっている。

1年分とは思えぬスリムさ。先ほどご紹介したように、これはウイークリーのスケジュール帳なのだが、一般のものにくらべて、かなりスリムになっている。これは、スケジュールのページ以外は無地のノート欄が数ページあるだけで、地図やアドレス、備忘録的なものが一切付いていないということがある。しかし、それだけではない。もうひとつスリムさに貢献しているのものに紙質がある。一枚一枚の紙がとても薄口なものになっている。しかし、薄いとは言え、とてもハリがある。