モダンデザインにシフトした「ライツファイル」
壁一面にファイルがズラリと並んだエセルテジャパンブース
エセルテジャパンブースには、ファイルのリーディングブランドの「ライツ」「エセルテ」、そしてシールやラミネートなどで注目を集めている「ザイロン」の3ブランドが展示されていた。
その中で、もっとも目を引いたのが、ライツの「180° ACTIVE 」というシリーズのファイル。これまで機能性に重点が置かれた、ちょっとクラシカルなイメージだった同社のファイルが、打って変わってモダンなスタイルに生まれ変わっていた。
ライツ180°ACTIVE PRO 1,470円~。 | ISOT2007 ステーショナリー オブ ザ イヤー 優秀賞を受賞 |
ファイルの表面には、凹凸感あふれる加工があり、これまでの同社のみならずその他のブランドのファイルとも一線を画すものになっていた。また、機能面でも進化を遂げていて、ファイルを使わない時に、表紙が不用意に開いたりしないようにゴムバンドで留められるようになっている。これまでも、リングを使ったロックはあったが、今回のようなゴムバンドだと、表紙をよりしっかりと固定できるようになる。先ほどの凹凸加工により、ファイルを握ったときのホールド感が増し、しっかりと表紙が閉じられるということで、アクティブにファイルを抱えて仕事をすることができそうだ。また、表紙の裏側には大きなポケットを備えており、ここにレポートパッドなどを差し込んでおくことも出来る。これまで書類の保管場所にとどまっていたファイルが、さらに一歩進化したといった感じだ。
ゴムバンドで表紙をしっかりと留めておける。 | 表紙の裏側にはポケットがあり、レポートパッドなどをセットしておける。 |
ライツと言えば、レバーの上げ下げでリングの開閉が簡単にできるレバーアーチ式が有名だ。今回のものは、そのレバーが手前から奥へ180°倒れ込んでくれるので、書類の出し入れがより行いやすくなっている。
リングの開け閉めをおこなうレバーが、 | 180°倒れるので、書類の出し入れがスムーズにできる。 |
シックなPROタイプの他、鮮やかなカラーリングが印象的なPLUSタイプもラインナップされている。
ライツ 180° ACTIVE PLUS 1,470円~。
また、ライツには「VIVANTO」というカジュアルラインの各種ファイルがある。こちらはすでに店頭でも販売が開始されている。
ライツ VIVANTO シリーズ。
このデザインを手がけているのは「FROG」というデザインエージェンシー。この「FROG」は以前アップルのデザインを行っていたことでも有名だ。今回の一連のシリーズには流れるようなラインが幾重にも描かれている。ライツファイルのモダンデザイン化の流れはこのシリーズからも感じることができる。
雨のしずくの流れをイメージしたというデザイン。
VIVANTO オーガナイザーファイル | 中にはレポートパッドがセットでき、その両サイドには色々な書類やカードが収納できるようになっている。 |