三菱鉛筆 ジェットストリーム
三菱鉛筆 ジェットストリーム

ボールペンには、大きく分けて油性と水性がある。この2つの違いはいくつかあるが、おそらくユーザーが最も感じているのは、その書き味だろう。油性ボールペンはある程度筆圧を強めにして書かなくてはならない。ここ最近は、サラサラと書ける水性のゲルインクにやや押され気味の感がある。そんな中、油性の常識を覆すペンが今年の7月に発売され、現在大変な人気を博している。それが、今回取り上げる三菱鉛筆のジェットストリームだ。

油性でありながら、これまで体験したことがないくらいに滑らかに書くことができる。


驚きの滑らかさ

 

三菱鉛筆 ジェットストリーム
デビューは意外と早く、
2004年に海外で先行発売されていた。

ボールペンの中で歴史が古く、幅広い年齢層に使われている油性ボールペン。三菱鉛筆では、このボールペンの定番というべき油性を見直し、今までとは全く違ったワンランク上の書き味のペンをつくりだしたかったという。これまでも、油性ボールペンの滑らかさをうたったペンは色々と出されてきた。しかし、今回のジェットストリームは、そうしたペンとは一線を画す、全く新しい書き味を生み出している。

三菱鉛筆 ジェットストリーム
軽く書いても滑らかさがある
独特な書き味
この書き味を、一言でいうならば、「滑るような軽く滑らかな書き味」といったところだろうか。油性なのに、重い書き味は微塵もなく、ペン先の滑りがすこぶるいい。しかも軽く書いているのに、その滑らかさが指先にしっかりと伝わってくる。これまでの重い油性のつもりで書くと、あまりの軽さにペンが進みすぎてしまう、そんな第一印象だった。

こうした印象は、私だけなのかと思い、知人にも試してもらった。一人は、ぺンにこだわりのある人、そして、もう一人は、どんなペンを渡してもその違いがほとんどわからないという両極端な組み合わせ。特に説明もせず、ジェットストリームを渡して書いてもらった。こだわりのある知人は、「これゲル?、水性?」とその違いを瞬時に感じとったようだった。私が油性ということを伝えると、とてもびっくりしていた。もう一人のペンなんて書ければなんでもいいと思いこんでいる知人は、「なにこれ!すごく気持いいね。これ、もらってもいい?」と言って持って行ってしまった。どうやら、二人とも、その書き味の違いがしっかりとわかったようだった。このジェットストリームの書き味には、それほどの違いがあるということなのだろう。
 

>>次のページでは、この書き味の秘密に迫ります。