2006年7月発売予定のヴァルドマンのペン
昨年、日本での正規輸入が開始されたドイツの老舗筆記具ブランド「ヴァルドマン」。スターリングシルバーを贅沢に使いながらも、リーズナブルなプライスが同社の特徴だ。
そのヴァルドマンから、今年7月にニューモデルが3本発売される。そのニューモデルを一足早く、試させていただいたので、オールアバウトの読者の皆様に先行して、そのインプレッションをお届けしたいと思う。
驚きの組み合わせの多機能ペン「Two in One」
ヴァルドマン 「Two in One」
ごく普通のノック式ボールペンだが。。。ヴァルドマンらしく、ボディにはスターリングシルバーで覆われているのだが、パッと見たところでは、いたって普通のボールペンといった静かなたたずまいをしている。ボディの後側の軸をノックしてみると、ボールペンが繰り出され、もう一度ノックをすれば、ボールペンが引っ込むだけで、多機能ペンというそぶりは全く感じられない。
商品名の「Two in One」とあるように、1本のペンに2つのペンが入っているはずなのだが、もう1本のペンは一体どこに。。
そのもうひとつのペンは、実は、ペンの反対側に隠されているのだ。ボディの後ろ側の軸をくるくると回してはずしていくと、その中から、なんとしたことか、万年筆が出てくる。
ボールペンとシャープペンを1本にまとめた多機能ペンはよくあるが、ボールペンと万年筆というのはかなり珍しい。確か、クロス社にも同じような多機能ペンがあった。実は、このボールペンと万年筆を1本にまとめた「Two in One」はヴァルドマンが、今回はじめて作ったものではなく、1972年にヴァルドマンが世界で初めて開発し、世界特許を取得したものだったのだ。つまり、今回のものは、その復刻版ということになる。
書き心地はというと、ボールペンは少しばかり長めのボディということを除けば、一般的なペンとほとんど変わらない。普通に持って、普通に使うことができる。
一方の万年筆は、はずしたキャップをどうするかが気になるところだ。尻軸にキャップをささずに書くと、両端を削った鉛筆で書いているような懐かしくも新鮮な気分になってくる。万年筆とボールペンを頻繁に使い分けるという人にはこの上なく便利だと思う。キャップをさすと、ボールペンの時以上にボディが長くなる。ペン先を寝かせて筆記するタイプの方なら、それほどの違和感はないだろう。
ボールペンと万年筆を2本持たずともこの1本で愉しめるこのTwo in One、とてもユニークな多機能ペンでありがなら、見た目はいたって「真面目」というギャップがとても楽しい。
商品名の「Two in One」とあるように、1本のペンに2つのペンが入っているはずなのだが、もう1本のペンは一体どこに。。
そのもうひとつのペンは、実は、ペンの反対側に隠されているのだ。ボディの後ろ側の軸をくるくると回してはずしていくと、その中から、なんとしたことか、万年筆が出てくる。
後軸をねじってはずしてみると、、 | 万年筆があらわれる |
ボールペンとシャープペンを1本にまとめた多機能ペンはよくあるが、ボールペンと万年筆というのはかなり珍しい。確か、クロス社にも同じような多機能ペンがあった。実は、このボールペンと万年筆を1本にまとめた「Two in One」はヴァルドマンが、今回はじめて作ったものではなく、1972年にヴァルドマンが世界で初めて開発し、世界特許を取得したものだったのだ。つまり、今回のものは、その復刻版ということになる。
キャップをささなければ、ボールペンと万年筆を瞬時に使い分けられる | ちょっと長めにはなるが、キャップをさして書くこともできる |
書き心地はというと、ボールペンは少しばかり長めのボディということを除けば、一般的なペンとほとんど変わらない。普通に持って、普通に使うことができる。
一方の万年筆は、はずしたキャップをどうするかが気になるところだ。尻軸にキャップをささずに書くと、両端を削った鉛筆で書いているような懐かしくも新鮮な気分になってくる。万年筆とボールペンを頻繁に使い分けるという人にはこの上なく便利だと思う。キャップをさすと、ボールペンの時以上にボディが長くなる。ペン先を寝かせて筆記するタイプの方なら、それほどの違和感はないだろう。
ボールペンと万年筆を2本持たずともこの1本で愉しめるこのTwo in One、とてもユニークな多機能ペンでありがなら、見た目はいたって「真面目」というギャップがとても楽しい。
ヴァルドマン「Two in One」17,850円
万年筆のペン先はステンレス製
インクはカートリッジのみ
万年筆のペン先はステンレス製
インクはカートリッジのみ
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