万年筆の書き心地は
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万年筆のペン先はステンレス製。
ペン先はF(細字のみ)
次に、もう一方の主役である万年筆について見てみよう。キャップをはずして、そのキャップをボディの尻軸にさしてみると、ペンの反対側がずっしりとくる。いざ、書こうとすると、キャップ側に結構重心がきてしまうので、書いていてちょっと振り回されてしまう感じがする。ペン先はF(細字のみ)
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キャップの先端にはハンコがあるため、
どうしても重くなってしまう。
どうしても重くなってしまう。
でも、万年筆はペン先を結構寝かせて書くことできるので、握っている位置を多少中央にずらすことで、バランスよく持つことができる。ずしりとくるハンコのあるキャップ部分を親指と人差し指の付け根にあずけて、あとはペンの重みにまかせて、ペン先を軽やかに走らせれば、万年筆ならではの書き味を堪能することができる。もちろん、キャップをささずに書くこともできる。
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ペンの中央を持って寝かせて書けば、
バランスのよく書くことができる。
バランスのよく書くことができる。
ペン先は、ステンレス製になっているため、多少固めではあるが、インクの流れはとてもよく、気持ちよく書くことができた。
今回、潔くステンレスのペン先を採用したということで、12,945円と比較的低い価格帯に抑えられている。今回の「ネームペン パーカー シグニチャー」では、万年筆とハンコというこれまでにない組み合わせを手軽に楽しんでもらいたいという作り手の想いがこんなところからも伺われる。
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万年筆の他、油性ボールペンタイプも
用意されている。
用意されている。
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