ゼニス591 ステープラー
日本では、ホチキスという名前で親しまれているが、そう呼んでいるのは、実は日本だけで、欧米ではステープラーと呼ばれている。では、なぜ日本だけホチキスと呼ぶようになったかと言うと、その昔ベンジャミン・ホチキス氏という人がホチキスを発明し、当時、ホチキスブランドの商品があり、それが日本に渡ってきた。それをきっかけに、日本ではホチキスという名で呼ばれるようになったというのが有力な説。
前置きが長くなったが、今回はイタリア生まれのゼニス社のデザインと機能性を併せ持ったステープラーを取り上げてみたい。
机の上に置きたくなるデザイン
躍動感あふれるデザイン
このゼニスのステープラーは、積極的に机の上に置きっぱなしにしたくなるデザインになっている。ステープラーと言えば、ちょっと地味なブルーやピンクなどが多い中、これは目にも鮮やかなイエロー。先端にはこれまた鮮やかなレッドのZENITHロゴがあり、いかにもイタリアらしいカラーリング。スタイリングは今にも走り出しそうな感じすらする、とても動きのあるデザインで、まさに、机の上に置いて眺めていたくなるステープラーだ。
とってもスリムなボディ | 机のちょっとした隙間にもなんなくおさまってしまう |
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