ダウンジャケットはどう選ぶ?
ダウンジャケットには数十万円するプレミアムものから数千円のお手頃価格なものまで幅広くありますが、自分の予算内で最適なものを選ぶのがよいかと思います。
<目次>
予算内で最適なダウンジャケットを
ダウンジャケットはウールのコートやレザージャケットに比べても、軽くて、暖かく、そして保温性に優れています。しかし、プレミアム・ダウンジャケットの老舗「モンクレール」は10万円以上。一方で「ユニクロ」のダウンジャケットは4000円台で購入できます。その値段は10万円以上するものから数千円まで様々。何を基準に選んだらよいのか迷ってしまいます。高額なダウンジャケットとお手頃なダウンジャケットでは、軽さとか保温性の性能にはもちろん差があるのでしょうが、必ずしも高いものを登山などの防寒が必要な場合ではなく、タウンユースとして使用する場合は、正直言って、ガイドはあまり気にしなくてよいと思っています。自分の予算で最適なものを選べばよいでしょう。
ダウンジャケットはフェザーの種類と量で価格が決まる
ダウンジャケットの価格は、どのフェザーがどのくらい入っているかで変わってきます。登山用に購入する場合は、ホワイトグース100%の本格的な防寒性能があるものを選ぶべきでしょう。その場合は、どうしても高額になってしまいます。一方で、ファッションとしてタウンユースで着用する場合、フェザーの種類までこだわる必要もないのではと思います。ダウンジャケットには、保温性の高い機能素材を使用したものやダウンのボリュームは少ないけれども、保温性には優れているものもあります。それらは、登山用などと比べてお手頃な価格で購入できます。
ダウンジャケットは保温性が高すぎるものは使い勝手が悪い?
タウンユースのダウンジャケットを選ぶ時のポイントは、まず屋外と室内で着用する場合を考えて、選ぶということ。保温性の高いダウンジャケットは、インナーにTシャツ一枚着るだけで十分のものもあります。その場合、室内で脱ぐと薄着すぎるということにもなってしまいます。さらに、保温性の高すぎるダウンジャケットだと、電車の中など暖かい室内では暑すぎて汗だくにということになりかねません。つまり、タウンユースで屋外、室内の両方に対応するには、保温性に優れすぎているダウンジャケットだとかえって使い勝手が悪いということになるのです。
ダウンジャケットのサイズの選び方
次に、ダウンジャケットのサイズはどのように選べばよいのでしょうか?インナーで保温性を調整する場合、中に着こまなくてはならないので、少し大きめのサイズをおススメします。そして、ダウンは薄手のものを。着ぶくれ感が嫌で、スタイリッシュに着こなしたい人はワンサイズ小さめで、体にフィットしたものを選びましょう。その場合、ウールのタートルネックのセーターを一枚インナーに着て、ちょうどよい暖かさとなり、ボディにフィットするサイズがよいです。シェイプやカラーなど、ファッション性の高いダウンジャケットを選んで着こなして下さい。
真冬のダウンジャケットの賢い選び方のまとめ
- タウンユースで使用する場合、値段が高いものほどよいとは限らない。自分の予算で最適なものを選ぶ。
- 使用状況を考慮して、保温性のあるものを選ぶ。タウンユースでは、保温性の高すぎるものは使い勝手が悪い。
- スタイリッシュに着こなす場合はワンサイズ、小さめのものを選ぶ。今季はカラフルでツートーンのものがおススメ。
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