カフリンクスの種類
前回は、カフリンクスの由来などのお話をしましたが、今回は、カフリンクスの種類とその楽しみ方をご紹介しましょう。カフリンクスは、自分の好みやその日の気分、個性を表現する男性のアクセサリーなのです。今回は、カフリンクスを楽しむときに気をつけたいことと、お洒落のコツをお話します。
■index
・カフリンクスの種類
・フレンチカフスにつけるカフリンクス
・シャツのカフスはジャスト・サイズにする
・シャツとカフスをコーディネート
カフリンクスの種類
まずは、カフリンクスの種類について。カフリンクスには主に形状としては三つあります。- 鎖でつないだチェーンタイプのもの
- バー(棒)でつなぐもの
- 留め金を回して留めるタイプのもの
- シルクやコットン素材の布製のもの
- 真鍮やシルバー、ゴールドなどを使用したもの
- ストーンやガラス、クリスタルなどを使用したもの
フレンチカフスにつけるカフリンクス
カフリンクスを留めるシャツの中でも一番エレガントなのはフレンチカフスです。 |
読者の中には、カフリンクスの初心者の方もおられると思いますので、カフリンクスを楽しむ基本からお話します。まず、カフリンクスを使用するには、カフリンクスを留められるシャツを用意しなければなりません。袖口にボタンのついたシャツではカフリンクスを通すことができません。カフリンクス用のシャツには、二つあります。
1.フレンチカフスのシャツ
シャツの袖口を折り返して、袖口が二重になったシャツです。
2.コンパーチブルカフスのシャツ
コンパーチブルカフスはボタンでカフスを留めることもできるのですが、ボタンがついている側にも穴があるので、カフリンクスを使って袖口を留めることもできます。コンパーチブルカフスはフレンチカフとは違い、シングルの袖口となります。でもやっぱりカフリンクスを留めるならフレンチカフスでしょう。エレガントさが違います。
次のページでは、引き続き、カフリンクスの楽しみ方のコツをご紹介します。