仕立て職人のいる店　サローネ フィオーレ(2ページ目)

二つのオリジナル・モデルを提案

写真のモデルは、「SHINTARO by MIZUOCHI TAKAHIRO」。花菱縫製の竹内紳太郎氏がディレクションし、スタイルクリエーションの水落卓宏氏が監修するハンドメイド ス・ミズーラです。

このサロンでは、オーダーメイドであるビスポーク以外に、花菱縫製の3代目、竹内紳太郎氏のディレクションのもとにスタイルクリエーションズの滝沢滋氏と水落卓宏氏が生み出した二つのモデルが提案されています。その一つが「SHINTARO by Takizawa Shigeru」というモデル。ファクトリーラインの最高峰として位置づけ、手作業による細やかさを可能な限り生産ラインに落とし込んでいます。

そして、もう一つは「SHINTARO by MIZUOCHI TAKAHIRO」と呼ばれるモデル。ひとつひとつ丁寧に手づくりで作り上げるハンドメイド・ス・ミズーラです。手づくりならではの美しいシルエットとフィット感を実感できます。また、店内には工房があり、仕立て職人が常駐しています。来店した顧客が仕立て職人と直接、話ができ、相談しながら、ビスポーク（注文服）を作れるオーダーサロンとなっています。

計算され、作られたスーツ

普通の紳士服のショップとは、ちょっと違います。吊るしの既製服の代わりに、イタリアなどから取り寄せられた様々な服地が店内に並べられています。

実際に、ショップで「SHINTARO by MIZUOCHI TAKAHIRO」を試着させてもらいました。ブリティッシュでもイタリアンでもない、独特の洗練されたシルエット。アームホールは上付きでボディにフィットし、クラシックなフォルムです。先端が尖ったピークトラペル（下衿）が、上品さを一層引き出しています。フィット感のある仕立てにもかかわらず、とても着心地がよく、動きやすい。計算されつくして作られたスーツだという印象を持ちました。

スーツの価格は、マシンメイドのモデル、「SHINTARO by Takizawa Shigeru」で11万円～、ハンドメイドのモデル、「SHINTARO by MIZUOCHI TAKAHIRO」で25万円～、オーダーメイドのビスポークで35万円～になります。予算やスタイルに合わせて、幅広い選択枝の中から選べるのが嬉しいですね。仕事帰り、サローネ フィオーレで、あなたにぴったりのスーツを一着、見つけてみてはいかがでしょう？

サローネ フィオーレ　新丸の内ビル店
千代田区丸の内１－５－１　新丸の内ビルディング４階
TEL　０３－３８７９－４５８８

サローネ フィオーレのサイトは">こちら。


※記事の更新やコラムをガイドメルマガにてお知らせします。
登録はこちらから。

---

【関連記事】
■最新記事
・人気の“木の庄帆布”新丸ビルにオープン
・使いやすいトート選びのポイント
・キレイな顔の男になるためにすべきこと