始まりは氷を運ぶ袋!?

最近、男性にも人気のトートバッグ。もともとはアウトドアで氷を運ぶための袋でした。今では、男性のファッションアイテムに。写真はズフィ・アレキサンダーのメンズ・トート。
近頃、男性がトートバッグを肩にかけたり、手に提げて歩いている姿をよく見かけます。ちょっと前までトートと言えば、女性のバッグだと思われがちでしたが、今では男性がビジネスでもプライベートでもトートバッグを使いこなしています。このトートバッグ、なんだがとても可愛らしく聞こえるネーミングですが、一体どんなバッグのことなのでしょう?もともと英語のトート(Tote)とは“持ち歩く”“携帯する”という意味。トートバッグ(Tote Bag )とは、持ち歩くための手提げ袋という意味なのです。そのルーツは約60年前に遡ります。まだ電気冷蔵庫が普及していなかった1944年、アメリカのアウトドア・ブランド、L.L. BEANが、氷を運ぶためにキャンバス地で口が大きなバッグを作りました。当時、このバッグは氷を運ぶための袋“アイス・キャリアー”と呼ばれましたが、これが現在のトートバッグの始まりだと言われています。

トートの魅力とは?

実際、アメリカでトートと言うと、キャンパス地にネイビーなどのボーダーラインが入ったバッグのこと。自分のイニシャルを刺繍で入れ、普段使いのマイバッグとして多くの人に使用されています。特に、ニューヨークやボストンなどのアメリカ東海岸では、上流社会のお坊ちゃんにマストハブのプレッピー・アイテムの一つなのです。例えば、週末の別荘やビーチハウスに出かけるときのトートバッグはウィークエンド・トートと呼ばれ、アッパークラスの象徴にもなっています。そして今では、典型的なキャンバス地以外にも、レザー、ナイロンなど様々な素材の多種多様のトートバッグがあります。もともと実用的な目的で開発されたバッグなので男性に好まれ、日本では本場のアメリカ以上に多くの男性がトートバッグを使うようになりました。僕も10年ほど前からキャンバス地やレザーのトートバッグを使っています。トートの魅力は何といっても“持ちやすさ”と“どんなものでもザクザク入れられる”ところですね。

次のページでは、トートバッグを選ぶときのポイントを解説します。


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