ピンク色のシャツはビジネス向きか?
羊屋のスーツとコーディネートしてみました。ホワイトのシャツよりも優しい雰囲気になります。ダブルカフは、アンティークのエナメルのカフリンクスで留めています。 |
ビジネススーツに最適なシャツの色は、基本のホワイト。次いでオフホワイト。そして淡いベージュとグレー、淡いブルーの順だろう。
各色のなかに、ブロードやツイル、刷毛目(ハケメ)、オックスフォード、ストライプなどの織りがあり、さらに100番手双糸、120番手双糸といった糸の細さも加わってくるため、選択肢が宇宙のように広がっていく。
今回主役のピンク色はというと、淡いブルーの次あたりに位置付けられる色で、本来はビジネスシャツになくてもいい色なのである。
ただ職種によっては加えてもいい色だと思っている。お堅い職業の人は不向きだが、ワードローブに一枚ピンク色のシャツを加えるとコーディネートに幅ができる。
たとえばネイビーのスーツに合わせると、Vゾーンがソフトな印象に様変わりする。
ホワイトのシャツ+エンジのネクタイだと、いわゆるパワースーツになってしまうが、かわりにピンクのシャツを組み合わせると、同系色ならでは統一感とソフトな雰囲気を作り出すことができる。
衿型はスーツに合わせやすいワイドスプレッドカラーを選択。価格2万5200円(税込)。納期3週間。問リッドテーラーTEL.03-3334-5551 |
これから出番の多くなるサマーウールのライトグレーやミディアムグレーのスーツとも相性がよく、オシの強さこそないが、洗練されたお洒落な印象を周囲に与えることができる。
ビジネスシャツの場合、ボタンダウンカラーだとカジュアルすぎるので、ワイドスプレッドカラーやレギュラーカラー、クレリックシャツがおすすめ。
ピンク色のなかでもビジネス向きなのは淡いピンク色。桜の色といったらわかりやすいか。濃いピンク色はたとえ似合ってもシャツが主張しすぎるので避けたいところ。
週に一度はピンク色のシャツを着て、いつものお堅いイメージを払拭してみるのも楽しいものだ。
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