細かなディテールにも対応
ひっくり返してみると内股の補強布であるシックもしっかりしていて、耐久性のある作りになっている。テーラー・アスコット製。私物 |
写真のものはベルトループとサスペンダー用のボタンの両方をつけてもらっているが、サイドアジャスターをつけてベルトループなしというデザインも可能とのこと。
価格は生地によってほぼ2つに分かれている。
英国のエドウィン・ウッドハウス、ハリソンズ・オブ・エジンバラ、ジョン・フォスターの生地なら、2万5000円~。ホーランド&シェリー、ロロ・ピアーナの生地なら、3万5000円くらいだ。納期は約3週間。
パンツの裾の内側には靴ズレが付く。昔ながらのテーラーのディテールだ。生地の耳を使って縫い付けている。テーラー・アスコット製。私物 |
また微妙な色違いのグレーを数本揃えるとコーディネートもラクだと思う。
これは私見だが、テーラー・アスコットのパターンオーダーのパンツ(ジャケット、スーツも)は中庸的というか穏当というか、○○スタイルというハウススタイルを無理に押し付けていない分、精神的にも心地よいのだ。
関東圏の方はテーラー・アスコットがおすすめだが、それ以外の方はパターンオーダーをやっているテーラーかセレクトショップなどで注文してもらいたい。
グレーフランネルのパンツはトレンドに左右されないアイテムなので、来シーズン以降も穿くことができる。洋服にあまりお金をかけたくないという節約派にもおすすめできるパンツなのだ。
【テーラー・アスコット】
東京都中央区京橋 2-6-10
TEL 03-3561-1332
http://www.tailor.co.jp/