スーツ・ジャケット/ファッション小物

取材&買い物日記 夏

この夏に取材したテーラーやショップから、秋以降の装いのキーワードを紹介します。日記風にフランクに書いていますので、軽~く読んでください。

倉野 路凡

執筆者:倉野 路凡

メンズファッションガイド

紳士用ガーター(ソックス留め) 8月某日


テーラー・ケイド
ヘンリープールのソックスと紳士用ガーター。
テーラー・ケイドに取材に行く。取材内容とは関係なかったのだが、
「倉野さん、こんなのあるよ」
と山本さんが見せてくれたのがアルバート・サーストンの紳士用ガーターだ。

さらに箱からソックスを出して見せてくれた。
「ヘンリープールネームのパンセレラのソックスだよ」
つまりソックスをガーターで吊るすというわけだ。

山本さんの考えではロングホーズの場合、椅子から立ち上がったときにトラウザーズのふくらはぎ付近に、ロングホーズがときどき引っかかるそうなのである。

だから普通の長さのソックス+ガーターということなのだ。

※パンセレラ社は英国レスターで50年以上の歴史をもつ高級メンズソックスメーカー。

ヘンリープール メリノウール70%×ナイロン30% リブ編みソックス 3150円
ヘンリープール スーパーファインメリノウール90%×ナイロン10% リブ編みソックス 3570円。
ともにパンセレラ製、税込み価格。

アルバート・サーストン ガーター 5040円(税込み)

お問い合わせ先
テーラー・ケイド
東京都渋谷区渋谷3-28-15 第5野口ビル206号
TEL&FAX 03-5467-3088
http://www.tailorcaid.com/

[関連リンク]
男は黙って、ツイード・ジャケット


バタクのスーツ、クレストタイ 8月某日


バタク
batakのフルオーダーのスーツサンプル。1930年代スタイルのスーツで、実際に羽織ってみると背筋がピンとする。
暑いなか、代官山にあるテーラー、batak(バタク)に取材に行く。

某誌で英国のスーツについて記事を書くため、バタクの中寺さんに助けを求めたのだ。正しいでしょっ。

で、そのときに見せてもらったのがフルオーダーのサンプル。
「これが1930年代のスタイルです」と中寺さん。その後1時間以上取材・・・。

この前(8月20日)紹介したサヴォイといい、やはりこのスタイルには憧れるものがある。

ちなみにこの1930年代スタイルのスーツはフルオーダーのみとのこと。


バタク
定番商品としてクレストのネクタイを扱っている。
店内を物色すると、この秋注目のクレストタイを発見。中寺さんにいわせると「うちでは定番柄ですから。流行と関係ありません」

クレストなどの小紋柄を織り込んだネクタイや、ペイズリー柄のネクタイは1本あると便利かも。

このあたりの柄はアイビーやトラッド世代には当たり前の柄。そういえば、洋服箪笥にラルフ・ローレンとブルックス ブラザーズのものが何本か眠っていたはず。

久しぶりに締めますか。

お問い合わせ先
batak
東京都渋谷区代官山町14-20 カトルズ代官山103
TEL 03-3463-5099

【batak House Cut】はこちら。
http://www.fontainebleau.jp/

[関連リンク]
ビスポークスーツの魅力とは!


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