アルデックスの誇り
aldex Sartoria工房内の作業風景。生産性よりもクオリティを重視するため、各工程に多くの時間を費やしています。 |
それもそのはずで、じつは縫製工場のオリジナルブランドなんです。
豊橋市にある1958年創業の縫製工場で、通常は他ブランドの高級スーツのパターンオーダーをOEMで手掛けている黒子的な存在なわけです。
ただ工場といっても大量生産するような大規模な工場ではなく、ベテラン職人と若手を中心とした45人がそれぞれの工程を担当する小規模な工房です。
日産45着を目標に、それぞれの工程にたっぷり時間をかけて丁寧に生産しています。
トラウザーズ(パンツ)は実用的なファスナー仕様にしてもらいました。ボタンフロントもできます。縦に並んだ2つのボタンを留めることによってウエスト部分がしっかり安定します。 |
つまり生産性を度外視してまで、いいものを作りたいというアルデックスの信念がそこにあるわけです。
どこの縫製工場もそうなんですが、職人の平均年齢が高くなっています。
彼らの持っている高い技術力を次の世代に継承するためにも、アルデックスでは数年前から若い技術者を積極的に採用。
昨年の秋には「aldex Sartoria工房」を完成させています。