古き良きアメリカの匂い
アンティークのロレックスのなかでもピンクゴールドは別格だ。温もりのある光沢は大人のためのもの。参考商品。 |
今回紹介するのは10Kピンクゴールドのリングとブレスレットである。
リングの内側には18Kの刻印が入る。 |
18Kにしなかった理由は、べつに金の含有率をケチったわけではなく、古き良きアメリカの雰囲気を出したかったためである。
ポリッシュ仕上げのリング。価格各5万1450円(税込み)。18Kピンクゴールド。 |
おそらく当時は、金の含有率によって関税が決まっていたため、18K無垢のウオッチはかなりの高額だったに違いない。
ようやくマイカーを手に入れ、郊外に住む中流階級の人々には金張り角型のハミルトンで十分だったのである。
ヘアライン仕上げのリング。両サイドはポリッシュ仕上げ。上/3万9900円、下/4万7250円(税込み)。18Kピンクゴールド。 |
1950年代のアメリカではピンク色が流行していたこともあって、ピンクがかったゴールドに人々は心惹かれたのかもしれない。
他ではアンティークのカレッジリングにも10Kが使われていたという。
ブルックリンのオリジナルは、そんな古きアメリカの匂いのするアクセサリーというわけである。もちろん金張りではなく10Kの無垢である。