スーツ・ジャケット/ファッション小物

あなたのセンス、間違ってません? 流行に左右されない王道センス!(2ページ目)

日々変わるトレンドばかり追っていると、自分のファッション基準がわからなくなってしまう。一度足を止めて、じっくりお洒落な人から、王道センスを盗んでみては! スーツはやっぱり基本が大切です。

倉野 路凡

執筆者:倉野 路凡

メンズファッションガイド

路凡流 靴の磨き方


コルドニエ・アングレーゼの靴クリームを中心に揃えたメンテナンスグッズ
無印良品のブリキ缶に入れられた靴のメンテナンスグッズ。ほとんど靴クリームとポリッシュ。ピンクの布がネル生地。吉祥寺のユザワヤで購入。
靴の磨き方は人それぞれあって当たり前で、一番良い方法は自分で見つけ出すしかない。参考までにボクの磨き方は以下のとおり。

まずソールやコバ付近についた汚れは歯ブラシでブラッシングして、ときどきコロニルのソールトニックをソールに塗布。塗ったほうがいいのか、どうなのかはいまだにわからない。

日々の手入れは帰宅後にアッパーにかぶった埃を大型ブラシで取り、木製シューキーパーを入れておくだけ。外出前に靴クリームがついたネル生地でサッと磨くくらい。


ニュー&リングウッド、キィウィ、エンバシーのポリッシュ
ニュー&リングウッド、キィウィ、エンバシーのポリッシュ。メインはキィウイのニュートラルです。
気合の入った磨き方をする場合は、靴紐をほどき、大型ブラシで埃を取り除く。続いて、M.モゥブレィのステインリムーバーで汚れを落とす。

もっとやる気のあるときは、サドルソープをつけて洗浄。この場合は完全に乾いてから靴クリームを塗る。

通常の場合は、靴クリーム(乳化性クリーム)をネル生地につけて、靴のアッパーに擦り込むように塗布する。穴飾りやピンキング付近は小型ブラシで擦り込む。

しばらく経ってから仕上げ用に用意したネル生地でグイグイ磨いていく。そのうち艶が出てくる。

ただ、ネル生地の繊維がついてしまうことがあるので、大型ブラシでスピーディーに仕上げて終わり。この大型ブラシは完全に仕上げ用として使っているもの。

ポリッシュ(ワックス)を使うときは別のネル生地に少量つけて、トウに擦り込んでいく。その後、水を数滴落として艶が出るまで根気よく磨き続ける。最後に汚れていないネル生地で仕上げる。

それほど新鮮な磨き方ではなく、ごく一般的だろう。スエードの場合はときどき補色スプレーをかけたり、専用の汚れ落としを吹きつけて、拭き取ったりしている。

大切なことは3万円の靴も5万円の靴も愛情を込めて丹念に磨き上げるということ。いつもピカピカに磨き上げている人は、それだけ時間をかけているのだ。


ソックスは無地に限る


ハリソンのロングホーズ
ハリソンのロングホーズ。一番気に入っているメーカーということもあり、おすすめします。ソックスの基本色はこのあたりの色だと思う。価格と質のバランス良し! すべてハリソン。
ついつい忘れがちなのがソックス。巷にはさまざまな柄や色のソックスが溢れているが、基本は黒やネイビー、ダークグレーなどの無地ソックスです。

春夏ならコットン、秋冬ならウールがおすすめ。

そういえば昔、アラン・フラッサーは派手な色のものを穿いていたけれど、アレは上級者のお洒落。一般人は無地にこだわるべきです。

値段は少し高くなるが、スネ毛が隠れるロングホーズをぜひ穿いてほしい。

ハリソン
http://www.halison.co.jp/



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