どれも代表取締役の草ヶ谷和久さんの好みが反映されており、随所に徹底したこだわりが感じられる。クオリティの高さと、使って楽しくなるデザインセンスが漂っているのだ。
イタリアンレザーを使った、こだわりダレスバッグ
ベジタブルタンニンなめしされたイタリアンレザーを使用。とても透明感のあるダレスバッグだ。 |
ベジタブルタンニンなめしを施したイタリアンレザーを使用。タンナーはベジタブルタンニンで有名な伊・ワルピエ社だ。
よく見ると革のトラまで透けて現れている。このトラは成牛のショルダー部に見られる首のしわで、製品化されたときに、これほど透けて見えることはない。
また、時間をかけて芯まで染色を行っているため、傷がついても下地の白い革が現れることがない。傷がついても軽くこすると目立たなくなるのが特徴だ。それだけ深く浸透して染まっているのである。
内装はグログランなどの布ばりではなく、耐久性に優れるヌメ革を使用。ファスナー付きポケットも配置している。 |
つまりヌメ革なら擦り切れることがないというわけである。また、サイドにファスナー付きのポケットを配するなど、使いやすさも十分考慮している。
布海苔と染料を使って丁寧に仕上げられた切り目のコバ磨き。手縫い鞄レベルの仕様である。 |
これほど丁寧に仕上げている鞄はそうない。これはもう、超高級な手縫い鞄に見られる特別な仕様である。さらに角は補強革によって耐久性を高めている。
口の部分のステッチは手縫いを採用。糸は耐久性のある光沢を抑えたナイロン糸だ。 |
開閉する口の部分はオールハンドのステッチ。つまり手縫いということ。これだけこだわった仕様で8万7150円は絶対にお買い得といえる。
ダレスバッグ 8万7150円(税込み)