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ネイビースーツの着こなし方(2ページ目)

最近、ビジネスマンのスーツは黒の印象が強いようですが、本来ビジネススーツはネイビーまたはグレーが基本。そこで、黒スーツに慣れてしまった人たちに、ネイビースーツの代表的なコーディネートをご紹介します。

池田 保行

執筆者:池田 保行

メンズファッションガイド

ストライプシャツ×ストライプタイ

ネイビースーツ
エディフィスのスーツ7万4550円、エディフィスのシャツ1万3650円、ブリューワーのタイ1万2600円、アレキサンダー オルチのチーフ5040円(以上エディフィス 渋谷店 tel.03-3300-2932)
こちらはシャツをブルーに替えて、少々落ち着いた印象です。ネイビースーツにブルーのシャツの組合せは、同色だからと避ける方も多いようですが、あえて同系色で合わせたグラデーションカラーのコーディネートを狙うと、新鮮な印象です。

タイも、あえてネイビー地の多いものをチョイスして、縞幅は細いものにしてみました。全体にネイビーの色目が多いので、かなりシックな印象ですね。チーフは白をパフド挿しで。シックなスタイルは、生真面目過ぎる印象を与えることもあるので、あえて遊びの要素を足しておきましょう。靴はここでは茶靴も似合うはず。ベルトも同じ茶革にするなど、細かいところにも気遣うとイタリアのビジネスマンみたいで、カッコいいのではないでしょうか。

チェックシャツ×ストライプタイ

ネイビースーツ
エディフィスのスーツ7万4550円、ターンブル&アッサーのシャツ1万3650円、VICOMTEのタイ9950円、アレキサンダー オルチのチーフ5040円(以上エディフィス 渋谷店 tel.03-3400-2932)
ストライプシャツとストライプタイの組合せは、ちょっと難しかったりします。縞幅のバランスに気を使わないと、ちょっと野暮ったく見えてしまいます。一概には言えませんが、シャツの縞色がはっきりしているときは、多色のストライプは避けたほうが無難です。縞だらけで、スタイリングのポイントがブレてしまいますので。

そこで、おすすめはチェックシャツとの組合せ。ギンガムチェックのシャツに、ネイビー×ブルーのストライプタイ。色数を抑えながら、柄を2種類、組み合わせています。柄が異なっても色の系統が似ている場合は、Vゾーンにもまとまりが生まれます。むしろ柄と柄の組合せは色を合わせないとNGです。別の色を使ったストライプを合わせてしまうとちぐはぐな印象になってしまうのでご注意を。

チーフはクラッシュ気味に指していますが、ブルーの縁どりを見せています。ここでも全体にネイビーのトーンを使うことで、統一感を出しているわけです。靴を合わせるならメタルのバックルがキラリと輝くダブルモンクなんかが合いそうです。

ネイビースーツ×ストライプタイの組合せは、ありがちなだけに、どこかにポイントを絞った組合せを作ることが肝心です。なんでもかんでも合わせてOKというわけではないので、テーマを決めてコーディネートすることを心がけてください。今回は全体通してネイビーのグラデーションカラー。ちょっと爽やかなマリン系のスーツスタイルという仕上がりです。参考になれば、と。

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エディフィス

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