ネイビースーツには紺ストタイがクールです
最近、ビジネスマンのスーツは黒、という印象が強いようです。就職活動中の学生から、20代の会社員まで黒のスーツが定番化しているようで、ショップでも黒系のスーツが多いですね。確かに黒は、あらゆる色柄のタイが合わせられるので便利ですが、本来ビジネススーツはネイビーまたはグレーが基本です。なかでも欧米ではパワースーツはネイビーと決まっています。海外の空港でスーツを着ているエグゼクティブたちを観察していると、若者は紺、ミドルはグレイというのが相場の様子。日本のエグゼクティブ予備軍には、ぜひネイビースーツを着ていただきたい。
そこで、黒スーツに慣れてしまった人たちに、ネイビースーツの代表的なコーディネートをご紹介します。
白シャツ×ストライプタイ
エディフィスのスーツ7万4550円、エディフィスのシャツ1万3650円、ブリューワーのタイ1万2600円、アレキサンダー オルチのチーフ5040円(以上エディフィス 渋谷店 tel.03-3300-2932) |
ネイビースーツに白シャツの合わせは、若々しさをアピールするには最適ですが、ともすれば幼い印象に見えてしまいます。そこで白シャツは無地の織りより織り柄の入ったもので、素材の質感にこだわるのが得策です。
合わせるタイは、白縞が入ったストライプのものがすっきり爽やか。青縞はあえて明るいトーンにすることで、若々しい印象が残せます。チーフは白のリネン素材をTVフォールドで挿しました。誠実で爽やかな、コーディネートに仕上がったのではないでしょうか。靴を選ぶなら、黒い内羽根式のストレートチップを。茶靴はここでは、少々軽すぎるので外すほうが得策でしょう。
次のページでも、コーディネートサンプルをご紹介します。