今年の注目はグレイスーツにグレータイ
エディフィスのスーツ7万1400円、エディフィスのシャツ1万3650円、VICOMTEのソリッドタイ9950円、アレキサンダー オルチのチーフ5040円(以上エディフィス 渋谷 tel.03-3400-2932) |
紺スーツに紺タイ以外、同系色のスーツ×タイのコーディネートは、これまであまり見られないものでした。黒スーツに黒タイなら、お葬式になってしまいますし、グレースーツにグレータイって、なんだか締まりがなさそうですもんね。茶のスーツに茶のタイとなると、これまたNYのジャズメン風で、また違ったスーツスタイルとなりますが、これはビジネスには向かなそう。
でも、光沢グレーのタイを合わせたグレースーツのコーディネートは、意外とフォーマルな印象もあって、何気に素敵です。白シャツと白チーフをしっかり効かせれば、モノトーンのモダンなコーディネートが仕上がります。色を使わないという点も、モードな雰囲気でシャープな印象です。
スーツとタイのトーンは合わせていれば、モダンな印象は強まりますが、チャコールグレーのスーツに明るいグレーのタイでも、ライトグレーのスーツにダークグレーのタイでも、グレートーンのグラデーションに立体感が生まれるので、品位あるスーツ姿が完成します。
色柄のタイは、どうしても選択にセンスを要します。ときどきファニーを狙って、可愛い動物キャラのタイをしている人もいますが、これはこれでキャラクター重視のスタイリングであって、スマートなスーツ姿にはなりません。色柄が派手すぎても、お洒落とはいえませんし、シャツとのマッチングも難しくなります。
スーツの何たるかを理解している人ほど、シンプルなタイを選ぶもの。無地タイのバリエーションを揃えることで、お洒落ビジネスマンになれることをお忘れなく。
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