代表的なモデルは「グレゴリー」。ゴージの高さ、ラペルのシャープさに加えて、ウエスト位置が高く、アームが細く高い位置に付いたフォルムが特徴的です。着てみると一目瞭然ですが、とても若々しい印象になりますね。なんというか「やるぞーっ!」みたいな気になるスーツです。
20代が着たら、かなりのヤングエグゼクティブに見えます。30代なら「もしかしてIT社長?」みたいな。40代なら「きっと出世早いんだろうなー」という感じ。
イザイアの今季の最新コレクションが本国から届いたので、ちょっとご紹介しましょう。
イザイアのおすすめコレクション
ビジネスシーンでは馴染みが薄いですが、いい意味で新鮮に見えます |
イギリス人がこの色を着用するか微妙なところですが、チェンジポケットでイザイア流のブリティッシュスタイルが垣間見えます |
しかし、日本人にはちょっとどうでしょう? ハードルが高いかもしれません。ペイズリーのタイも、クラシックな味わいを逆手に使って、逆に新鮮です。いまから20年ぐらい前に流行った柄なので、一回りして、今年はアリになっております。
ところでこのスーツ、チェンジポケットが付いていますが、イザイア流のブリティッシュスタイルということでしょう。
リアルなサンプルコーディネート。挿し色効果が高いタイと、スーツのイエローベージュのストライプで、より効果的に |
現実的なところとしてはベージュ系のタイが良いのではないでしょうか。これも結構なピッチのストライプシャツを合わせていますが、大胆な色と柄使いで着こなすスーツスタイルが、今季のイザイア流です。
次のページでは、ジャケパンスタイルをご紹介しましょう。