1本で４役！ 使えるネクタイ(2ページ目)

1日のうちで、合う人やシーンによって簡単にタイを締めかえることができる「４通り使えるニットタイ」。会社にしていったら、こんな風に使えるというサンプルをご紹介しましょう。

10時：初対面のクライアントと打ち合わせ

新規の事業計画のため、ようやくアポイントがとれた客先に向かいます。さわやかな印象を与えたいので、シンプルでスマートなベージュの無地タイで臨みました。

景気低迷のこんな時期だけに、はじめのうち慎重な態度だったクライアントも、しだいに打ち解けてきて、打ち合わせが終わる頃にはかなりいい感じに。その理由は、僕が明るい色のニットタイだったので、顔の印象が優しく見えたからかも。お堅いタイで出席していたら、こんな風にはならかったかもしれません。

13時：プレゼンで自分を印象付ける

午後からは社内プレゼン。関係部署の協力を得るためには、会議室の一番前でアピール。そんな時は、みんなの視線を集めるためにタイの色柄でちょっと主張。

グレイカーキにベージュのラインが不均等に入ったタイって、ちょっと珍しい。「あいつ洒落たタイしてんな」って思われたらしめたもの。今日の全体説明のあと個別の折衝に入ったとき、「ああ、先日のプレゼンで前にでてたヤツだな」と思ってもらえれば大成功なわけです。


次のページも、サンプルをご紹介します。