銀座にダンヒルの新旗艦店がオープン
銀座・中央通り沿いに構えるダンディズムの象徴 |
今年12月1日、銀座中央通沿いにオープンしたアルフレッド ダンヒル 銀座本店。未来へ向けたアルフレッド ダンヒルの新構想である"HOME"をコンセプトに則った新店です。創業者であるアルフレッド・ダンヒル氏がもし現代に生きていたら、こんな家に住んでいるのではないだろうか、という想定のもとに設計されているそう。
ファサードと内装を手がけたのは、松井龍哉さん。ロボットデザイナー(宇多田ヒカルさんのPVに登場するロボットPINOの開発にも携わっています)として有名ですが、昨年グッドデザイン賞を受賞した航空会社、スターフライヤーのトータルプロデュースに関わったことでも知られています。この人、建築デザインもされるんですね。
左/1階のカジュアルフロア 右/エントランスをくぐると、上階への階段と奥に広がるカジュアルフロアが見えます |
さらに、ここではロンドンのアンティークショップ「ベントレーズ」と「オールド ハット」のセレクションが取り扱われています。ヴィンテージの旅行鞄や革小物、ウェアや「ダンヒル モートリティーズ」時代の貴重な品々も男心をくすぐる逸品ばかり。ミュージアム的なショップとしても愉しめる空間は、まるで「子供の心を持つ大人の男のおもちゃ箱」といったところでしょうか。
2階はクロージングサロン、そして……
2階のビスポークラウンジ |
ビスポーク(フルオーダー)は、本国からカッターが来日して採寸を行います。こちらはシャツのフルオーダーも可能となりました。カスタム・オーダー(パターンオーダー)では従来のスーツやシャツ、レザーグッズに加え、銀座本店だけのサービスとしてソックスのオーダーが可能です。このサービス、ほかではあまり見ないだけにぜひ利用してみたいですね。
さて、このアルフレッド ダンヒル 銀座本店が単なるショップではなく、ダンヒルの新たな"HOME"構想の基幹となっている、大きな秘密があります。
次のページでは、その秘密をご紹介します。