繊細なディテールが宿る、ライフ イズ スポーツ

左上:ジャケットのポケット部分。一瞬、ベンチレーターかと見間違うほどエッジの利いたカッティングに注目。防水という機能面だけでなく、見た目のさりげなさがにくい。左下:パンチングレザーのパイピングもご覧の通り。まるでレーザーで切ったかのようなシャープな処理が施されている。右上:パンツのバックポケットもトップス同様にカッティングが。ちなみに防水性が考慮され、止水ジッパーが用いられている。右下:一部のアウターには、内側にデジタルオーディオプレーヤーの格納ポケットが設けられる。スクリーンからスリットの形状まで細部にまでぬかりはない。
2007年秋冬に発表した、ナイキアパレルの新ライン「LIFE is SPORTS」は今までとはちょっと違うアプローチ。その魅力を一言で表現するならば、「何気なさ」が適切ではないでしょうか。今回のコレクションは、ベーシックなアイテムが中心となっており、一瞬見ただけでは何がどう新しいのかわかりにくかったりもします。

しかし、実際に袖を通してみたり、ディテールを注視するとこれが意外と侮れない。例えば、ジップガードなど、過度なディテール表現に走らずに無駄をそぎ落としたアプローチは、ミニマムとは一言で括れないほどのアイデンティティを感じさせてくれます。また、サイジングにも注目したいところ。今まで、スポーツブランドの作るアパレルは動きやすさを重視してか、たっぷりとした作りが多く、どうしてもボックスシルエットになりがち。その問題点を「LIS」では可動域を狭めずにアームホールや身幅をタイトに絞ることで、スタイリッシュなフォルムを実現しています。もちろん、パフォーマンスウェアからフィードバックされた高機能な素材など、今までのアドバンテージもしっかりと受け継いでおります。

「一見平凡。その実、非凡」を地で行くような形を生み出した今回のコレクション。リアルクローズを起点に構築されたスポーツアパレルによるスポーツファッションという試みは、シーンにどういう波及効果をもたらしていくのか。今から来春が気になります。

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