マスキュリンなカラーのアウター

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M-65フィールドジャケット2万6250円(アバハウスアバハウス ラストワード原宿店 TEL:03-5466-5700) Photo:石井幸久
雑誌でも紹介され始めていますが、今年の秋は“ミリタリー”が注目のスタイルとなりそうです。そもそも“ミリタリー”は、今日のメンズファッションの礎となった源流のひとつで、トレンチコートやピーコートなどもすべてミリタリーが出自です。ちなみに“ミリタリー”は“軍”全体のことで、“アーミー”は“陸軍”、ネイビーは“海軍”、そして“エアフォース”が“空軍”を意味します。ファッション用語としてこの程度を把握しておくと、“ミリタリー”スタイルが把握しやすくなるはずです。

多くのアイテムが“ミリタリー”の流れを汲んでいるにも関わらず、それを意識しなくても良いほどファッションアイテムとして溶け込んでいるのが現状。ですが、秋からはより“ミリタリー”色を強調したアイテムがトレンドとなりそうなのです。わかりやすいところで言えばカラー。オリーブやカーキといった“ミリタリー”を象徴する色が旬となる気配。モノトーンではなくそうしたカラーを選ぶことで、今季っぽい印象が与えられます。また、エポーレットなどのディテールも“ミリタリー”感を主張してくれます。

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エポーレット(肩章)が付くだけで“ミリタリー”な雰囲気。ワードローブを今一度見直しつつ、Tシャツやシャツでもエポーレット付きを多用してみてください
トレンドとは言え、慌てて“ミリタリー”系アイテムを買い足す必要はありません。メンズファッションの定番スタイルであるだけに、ワードローブの中にすでに“ミリタリー”が存在している可能性は高いのです。とくにアウターは、前述したふたつのコートに加えてM-65、MA-1、モッズコートなども“ミリタリー”出身。存在感も強いのですぐに“ミリタリー”が演出できます。ただし上の写真のように、シルエットは細身でないとNG。デザインは武骨でいかにも“ミリタリー”テイストなのに、シルエットはシャープでモダン。それが今日的なミリタリーの基本なのです。

次のページではさらなる“ミリタリー”要素を紹介します。