ホワイトが苦手なら“柄”か“生成り”
チェックプリントジャケット9万300円(スタジオ イプシロン/トゥモローランド TEL:03-5456-463)Photo:石井幸久 |
昨シーズンから俄然人気を高めているのがチェック柄(参照:「総柄の巻き物が旬!(1)~マフラー編~」)。ということで、白いアウターに苦手意識がある人は、写真のようなオフホワイト系のチェックを選んでみてはいかがでしょうか。淡いトーンなら明らかに爽やかですし、リネンにコットンなどを加えた素材感も軽快。その一方でキッスボタンなどのディテールワークも冴えていますので、今季に限らず長く着られる落ち着きを備えています。
ジャケットが総柄の場合、パンツはソリッドな無地でまとめると全身のバランスが整います。グレーのウールパンツも悪くないですし、リジッド系のジーンズも似合うはずです(参照:「一生はき続けられる、桃太郎ジーンズ」)。
リネンライダース3万5700円(フィルメランジェ/トゥモローランド TEL:03-5456-463)Photo:石井幸久 |
こちらは、生成りのリネンを採用したライダーズジャケット。ホワイトをコーディネイトに取り入れるのは難しいと思っていても、ナチュラルな色合いなら抵抗なく着こなせるはずです。またジャケット同様に、ライダースジャケットもレザー以外の素材のものが今季らしい提案として身に付きます。スウェットやカットソー地が多いのですが、リネンの方が落ち着いた雰囲気もあるので大人の装いに馴染むと思います。
上着に個性がある場合も、シンプルなパンツを合わせるのが鉄則。先ほどと同様、グレーのパンツや、キレイめのジーンズを合わせてみてください。
今回“白系アウター”と銘打って今春らしいアイテムを厳選しましたが、思ったよりも従来のスタイルにマッチしそうではないですか? 爽やかな季節が終わる前に、是非とも自分に似合う清廉なアウターを探し出してください。
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