「セクシー」、「ハイエンド」がキーワードの
『The COVER magagine』と『HUgE』
2006年3月に創刊したファッション誌。毎月10日発売の月刊誌。定価680円、トランスメディア刊 |
野性味溢れる男のハイエンドスタイルを提案するファッション誌で、トレンドを押さえたセクシーな着こなしが中心。掲載しているアイテムの価格帯も手頃で、大変着こなしの参考になります。ワイルドでエッジの効いたスタイルが好きな人は必見です。
『HUgE』Hi-End style magazine(ヒュージ)は、毎月24日発売の月刊誌(ただし2月と8月を除く年10回発行)、定価680円、講談社刊 |
サブタイトル通り、ハイエンドなストリートテイストの着こなしを紹介しているファッション誌です。アートな切り口や作り込んだ誌面が、独自の雰囲気を放っています。ストリートブランドからハイブランドまでを紹介するだけでなく、カルチャーシーンも意識した展開が個性的。コアな海外情報も読者から人気です。
ビジネスマンのオン&オフスタイルを提案する
『MEN’S CLUB』と『Gainer』
『MEN’S CLUB』(メンズクラブ)は、毎月10日発売の月刊誌。定価650円、アシェット婦人画報社刊 |
セレクト世代の正統派スタイルマガジンとして、50年以上の歴史を誇る老舗ファッション誌です。いつの時代においても、あくまで王道を貫き、きちんとした着こなしを説いています。細部までこだわり抜いた誌面作りは他誌と一線を画し、業界関係者からも非常に高い支持を得ています。基本を知るには欠かせないファッションのバイブル誌です。
モテるサラリーマンスタイルを提案する『Gainer』(ゲイナー)は毎月10日発売の月刊誌。定価650円、光文社刊 |
高感度な若いビジネスマンを意識した内容で、スーツからカジュアルまでを網羅しています。広告代理店や商社のサラリーマンが読者代表として頻繁に登場。さらに、女性読者視点のアドバイスは参考になることでしょう。
男のカジュアルスタイルを確立してくれる
『Men’s JOKER』と『SENSE』
『Men’s JOKER』(メンズ ジョーカー)は、毎月10日発売の月刊誌。定価650円、KKベストセラーズ刊 |
「スタイルのある男になろう!」をキーワードに展開する『Men's JOKER』。ロックやミリタリーなどのアメカジを中心にしながら、ビジネススタイルもカバーしている懐の深さが魅力。リアルなコーディネイトを得意としているので、読者層も幅広いようです。ハリウッドスターなどのセレブを参考にした着こなし特集も人気。
『SENSE』(センス)は、毎月10日発売の月刊誌。定価700円、飛鳥新社刊 |
「男も認める」をテーマに、30代のファッションを提案するファッション誌です。ブラックやモノトーンをベースに、ストイックで男らしいスタイリングが中心。ストリートブランドからハイブランドまでフォローしています。同性から憧れられるクールな男を目指したい人にはオススメです。
雑誌の特徴のひとつに挙げられるのは、まずターゲットメディアであること。ご紹介した各ファッション誌は、非常に狭い範囲の読者をターゲットと定めています。近年では特に、年齢や性別ではなく趣味や志向によって分類し、読者を絞り、ライフスタイルやファッションスタイル別に雑誌が細かく棲み分けられているのです。大人の男性に向けたファッション誌の増加は、スタイルの多様化の象徴かもしれません。
【関連リンク】
・『Begin』
・『COVER』
・『Gainer』
・『HUgE』
・『Men’S JOKER』
・『MEN’S CLUB』
・『SENSE』
・『styleMAX』