ガイド宅にて使用中の、富士通ゼネラル「DAS-301V」
ご紹介するのは、富士通ゼネラル「PLAZION(プラズィオン)」。メーカーサイトでは“脱臭機”というジャンルで掲載されていますが、脱臭を強化した空気清浄機という製品となります。それでは、その仕組みと使用感についてご報告です!
自慢はなんといっても“脱臭力”
3つの方法で徹底脱臭
まずは、本体内部にある「金属酸化触媒ハニカムフィルター」が強い臭いを強力脱臭! 空気中の酸素を使い臭いを分解し、さらにヒーターで加熱することで、油のニオイ・タバコ・焼肉などの臭いまで徹底的に脱臭します。この加熱は、フィルターの脱臭性能を回復させる「脱臭フィルターオートクリーン」機能で、約24 時間ごとに125℃の高温で加熱することで、いつまでも脱臭能力が維持できるのです。
(2)UVランプ
残った弱い臭いは、本体内部の「UV 脱臭ユニット」によりさらに分解。UVランプの紫外線で作られる「オゾン」と、紫外線に生成される「酸素ラジカル」により、無臭分子などに分解されるとのこと。余分なオゾンは(1)のフィルターで分解されます。身近なもので例えると、スポーツクラブなど業務用で使われる「殺菌灯」相当の効果があるそうです。
(3)消臭成分放出
さらに、空気中へオゾン(森林や海岸付近のオゾンより低い濃度)を放出し、家具や壁紙・カータンなど布製品などについた臭いを分解!
■ガイドの感想
本体内部の「金属酸化触媒ハニカムフィルター」は、定期的な加熱でパワーが復活するのが特徴
さらに、脱臭フィルターのオートクリーン機能もおすすめ。通常の活性炭タイプのフィルターだと、交換不要とは言え洗浄などの手入れは必要ですが、これはそのお手入れもまったく不要! 1日1回の脱臭力回復で、10年連続使用してもその性能は90%維持できるというから、うれしいですね。
集じん&除菌もバッチリ!
以上のように、3段階でとことん脱臭するため「脱臭機」として発売していましたが、実は、空気清浄機としての基本性能も、しっかり備えているのです。■ツイン除菌
上:放出+吸引のツイン除菌イメージ/下:UVランプによる除菌イメージ(※メーカーサイト画像)
放出除菌は、20畳の中央で40,000個/1ccの高濃度「プラズマイオン」 をオゾンと一緒に放出して除菌。吸引除菌は、本体内部で「UVランプ」による紫外線パワーで吸引し除菌しています。
プレフィルター+集じんフィルターという一般的な構造。使用2か月程度の状態。しっかりホコリをキャッチしています
右の写真は、約2ヶ月経過した状態。プレフィルターと集じんフィルターには、びっしりとホコリがキャッチされていました。
集じんフィルターは、いわゆる最近の上位機種に比べるとやや薄め
弱運転なら24時間運転で3.6円とコスト的にも経済的。さらに、大型化している空気清浄機と比べると、小型なのもうれしい点と言えるでしょう。空気清浄機の導入目的は、ご家庭によりいろいろです。第一目的が「脱臭」であれば、検討に値する1台ではないでしょうか。
【関連サイト】
富士通ゼネラル 「PLAZION」