消費カロリーは1年で2kg減量
肩こりや腰痛にも効果的!

METS
<各運動のMETS>
運動の消費カロリー=体重×METs×時間(時)です。
(例)体重が70kgの人が15分ラジオ体操をった場合の消費カロリー
 70(kg)×4.5(METs)×0.25(時間)=78.75Kcal
紆余曲折を経て完成したラジオ体操。実は有酸素運動として大変優れた効果をもたらしてくれます。意外な事に消費カロリーは速いペースのウォーキングとほぼ同じ。普通のスピードで行うサイクリングや平均的な歩行、野球の野手より消費カロリーは高いのです。

消費カロリーは、METsエネルギー換算表で計算できますが(参考:電車で立っているだけで、エクササイズ!?)ラジオ体操で運動している時間は第一、第二ともに3分15秒程度。あわせて6分30秒。体重70kgの人が一通りラジオ体操を行うと、約36kcal消費できます。

たった36kcalと思うなかれ、毎日行えば年間約14,000kcal消費し、約2kg減量できる計算になるのです。たとえば、年に2kg位ずつ体重が微増している方でも、1日にラジオ体操を通しで1回する時間は取れるはず。ラジオ体操には、減量効果だけでなく肩こり・腰痛解消にもラジオ体操は効果的なので忙しいビジネスマンにはもってこいのエクササイズです。

ラジオ体操はダイナミックストレッチ

ラジオ体操は各関節を大きくリズムに合わせて動かす、ダイナミックストレッチにもなります。ところで、この言葉を始めて目にした方も多いと思いますが、ダイナミックストレッチは動的ストレッチとも呼ばれるストレッチ法のひとつ。ストレッチ自体は、柔軟性を向上させるエクササイズとして、多くの方がご存知だと思います。

静的ストレッチ
静的(スタティック)ストレッチの一例。1つのポーズを20秒~30秒間維持する方法がこれに当たります。写真は背中のストレッチです。(参考:肩こりに効くストレッチ・自宅編)
柔軟性は大きく「静的柔軟性」と「動的柔軟性」の2つに分類することが可能です。静的柔軟性とは、動きを伴わない柔軟性でいわゆる「身体の柔らかさ」。動的柔軟性とは、動きの中で発揮される柔軟性でいわゆる「動きの柔らかさ」と言われているものです。そして、動的柔軟性を高める効果の高いストレッチが、ラジオ体操などのダイナミックストレッチです。

理論的に確かではありませんが、私の感覚的にもクライアントへの指導中でも、背骨周りの筋肉には捻りを伴ったストレッチの方が効果が出やすい傾向にあります。背骨周りの筋肉の代表的な症状である肩こりや腰痛には捻りを伴ったストレッチが効果的なのです。ラジオ体操は皆さんがやった事がある通り、腕や上半身を捻る動作が多いため、肩こりや腰痛にも大変効果的。毎日行えば、これらの症状の改善に役立ちます。
(但し、勢いをつけて行わないようにしてください。逆に痛める原因にもなります。各ポーズの正しいやり方はテレビ放送や正しくラジオ体操などで確認してください。)



継続すれば、1年で2kg減量できるだけでなく、メタボリック解消にもつながります。さらには、肩こりや腰痛にも効果的。時間的にも、たったの7分間でできますので、忙しいビジネスマンにだからこそお勧めできるエクササイズと言えます。いまさら始めるのはちょっと恥ずかしい気もしますが、メリットが多いエクササイズですのて、ココはひとつ、ためらわずに始めてみてはいかがでしょう?


【関連リンク】
全国ラジオ体操連盟
かんぽのホームページ:正しくラジオ体操

【参考文献】
素晴らしきラジオ体操 小学館
図解本当はすごい「ラジオ体操」健康法 一番かんたんにできて、カラダによく効く!(CD付) 中経出版

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。