先々代の流れに戻った“コンサバティブ”な内外装
前後に水平に配されたクロームバー、ヘッドライトからリアコンビランプへと続くショルダーラインが特徴的なエクステリア。L字型リアコンビランプにはLEDが採用された(写真は750Li) |
全長5210×全幅1900×全高1485mmのロングボディ(上)と、全長5070×全幅1900×全高1490mmのショートボディ(下)が用意される |
スタイリングは、ロングノーズ/ショートデッキが強調され、先代とほとんど変わらぬボディサイズにも関わらず、明らかに小さく薄く見える。FRのセダンらしいカタチ。
インテリアもそう。室内全体に迫り来るような圧迫感が薄れて、BMWらしくドライバーオリエンテッドに傾いたダッシュボードが再び帰ってきた。欧州のユーザーに不評だったというコラムシフト方式も、X5などと同じデザインのセンターレバー式に改められている。
新しいiドライブは特定のメニューに移動できるボタンを周囲に配置し使い勝手が向上した。10.2インチのディスプレイも採用されている |
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