いいことずくめだったガヤルドLP560-4
'03年に登場したランボルギーニガヤルドのマイナーチェンジモデルとなるLP560-4 |
最高出力560psを誇る5.2リッターV10エンジンを搭載。ボッシュと共同開発した直噴技術なども採用される |
『例えば0→100km/h加速のようなシチュエーションに限定してQ&Aしてみましょう。
Q1:旧型より速いですか?
A1:間違いなく速いです。
Q2:スーパレッジェーラより速い?
A2:いい勝負ですが多分速いですね。
Q3:ムルシエラゴLP640が相手だと?
A3:勝つのは難しいと思います。
Q4:フェラーリF430ならどう?
A4:ガヤルドが勝つと思います。
Q5:スクーデリアならどうだ!
A5:路面次第でいい勝負でしょう。
Q6:ポルシェ997ターボは?
A6:互角かな。やってみないと……。
Q7:日本の誇りGT-Rならどうだ!
A7:ぎり負けるかも知れません。』
もっとも、そんな勝ち負けとは関係のないところに価値を見出すのがスーパーカーだけど。とにかく新しいガヤルド、乗り心地もいいし、速いし、音はいいし、ルックスに迫力出たし、でいい事ずくめ。スパイダーも'09初夏に上陸予定だ。
'08年にマイナーチェンジが行われた、キング・オブ・オープンカーM・ベンツSLクラス |
6月になると、バブリーな勢いもだんだんと落ち着き、地に足着いた仕事っぷりに。BMW M3セダンなんていう大物もいたが、それより印象的だったのはM・ベンツのSL&SLKマイナーチェンジ。SLクラスは言うに及ばず、SLKクラスの成熟度も凄かった。パーソナルスポーツカーとして見直すべき一台。
『足回りの熟成も進んでいるから、日常使用の乗り心地に加えて、ひとときのスポーツドライビングでも実に粘り気のある足さばきを見せた。ダイレクトステアなる新システムの働きもすこぶるいい。低速域でクイック、高速域では安定志向で、スポーティに走らせると自然なダイレクト感を得る。複雑なシステムを使わず、歯車だけで解決している点が凄い。』(カートップ誌)
'07年の東京モーターショーで初公開されたM3クーペの4ドアモデルとなるBMW M3セダン |
7月~12月については後編で。