心にささる場面に登場したR8

アウディR8
アウディ初となるラグジュアリィなミッドシップスポーツがR8。12個のLEDポジションランプをもつヘッドライトやシングルフレームグリルの最新アウディデザインをもつ

この夏、アメリカに向かう飛行機の中で、ボクは映画“アイアンマン”を観ていた。映画そのものは、まあ、リアリズムのなし崩し的追求が弾まで可視化するうんざりなハリウッド映画を垂れ流しした挙げ句の夢物語回帰というべきもので、よくできたウルトラマンだと思えばボクら世代は楽しめたが、1シーンだけ心にささる場面があった。

それは主人公トニー・スターク(彼はカーコレクターだ)が、物語の冒頭、即ち“善”に目覚める前、サンダーバードの基地のような海辺の大邸宅からアウディR8を飛ばしてプライベートジェットの待つ空港へと急ぐシーンである。ワインディングをかっ飛ばし、ジェット機に横付け。少し遅れてロールスロイスファンタムも到着。トニーはRRのドライバーを、よく付いて来れたと褒めるが、ドライバーは途中でショートカットしたことを告白する。そして、RRにはトニーの荷物が積んであった。

アウディR8
アウディR8
アウディフォーラムに飾られていた“トニー・スターク”のR8
若き実業家にして、天才エンジニアで、大富豪。タイムやニューズウィークの表紙を飾るほどスマートでハンサム。ちょっと悪も漂うジェントルマン。今、このタイミングで彼が似合うスーパーカーは、なるほどアウディR8しかないだろうな、とボクも納得したものだ。たとえ“仕込み”であったにせよ。(余談だけれど、9月になって原宿のアウディフォーラムに行ったら、トニー・スタークのカリフォルニアナンバーを付けたR8が飾ってあった。思わず写真を撮ってしまった!)


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