生産モデルで最注目は史上最強のコルベット“ZR1”
生産車(と発表されている)でもっとも気になったのはどれか。ここは、復活したシボレーコルベットZR1を挙げたい。GM史上最強となる、620HP/807Nmの6.2リッタースーパーチャージャー付きLS9V8スモールブロックエンジンを搭載。トレメック製6MTと組み合わせて、最高速度は320km/hを誇ると発表されている。コルベットが200mphを超えてきたのも史上初だ。スタイリングも迫力満点!2009モデルとして発売されるコルベットのハイパフォーマンスモデルがZR1。カーボンファイバー製ボンネットのウインドウからエンジンが覗く |
既に日本でも発売されているZ06のデキから想像するに、フェラーリ599ばりのパフォーマンスを、アメリカン魂むき出しにして味わわせてくれるに違いない。日本上陸が待ち遠しくてしょうがないモデルである。ちなみに、生産1号車(ブルー)が既にアメリカでオークションに掛けられていて、入札殺到でなんと落札価格100万ドル!!
リアスポイラーやルーフもカーボン製。専用チューンのサスペンションやセラミックブレーキなど特別な装備を多数採用する |
ブーストゲージ付き専用メーターパネルには370km/hまで刻まれたスピードメーターが備わる。ミッションは6MTを採用 |
それにしても、今年は超弩級FRスーパーカーの当たり年になりそう。マセラティグラントゥリズモも上陸しはじめたし、もうじきアストンDBSもやってくる。アルファロメオ8Cもあるしねえ~。ある意味、原点回帰。まったくもってエゴだけど、コレはコレで楽しんでおきましょうや。
撮影:カーセンサーエッジ