取り付けスタンドは吸盤タイプ
クルマへの取り付けだが、サンヨー・ゴリラは昨年モデルから吸盤タイプの取付スタンドを採用していて、NV-SB570DTも同様。ダッシュボードに押しつけて、後方のレバーを下に倒せば吸着するタイプで、簡単に取り付けられる。上下の角度調整は、横のレバーを起こした状態で行う。NV-SB570DTの取り付けスタンド。シボ入りのダッシュボード上にも吸着できる |
スタンド側に接点が無いシンプルなタイプで、電源やFM-VICSアンテナ、サイドブレーキ信号の配線は、本体側へ行う。そのため、コネクターの出っ張りはやや目立つ。また、サイドブレーキへの配線が必要なので、他のポータブルナビやPNDに比べて接続するコードの数が多いので、取り付けは一手間多い。
電源/FM-VICSアンテナ/サイドブレーキ信号の配線は本体側へ。多少、出っ張りが目立つ |
電源ONから約10秒で自車位置を表示!
電源ON/OFFスイッチはボディの上。初めて使う時は、自車位置を表示するのに1分近い時間がかかるが、一度測位してしまえば、電源ONから約10秒ほどで、素早く自車位置を表示できる。この速さは、フルナビを含めてもトップレベルといっていいだろう。電源ON/OFFは本体上部のプッシュボタンで |
これは新搭載のクイックGPSのおかげ。一般的には位置情報、時刻情報、軌道情報のすべてを取得して初めて自車位置を表示するが、クイックGPSは過去のGPS情報を記憶しておき、再起動時にはひとまず情報取得時間が短い時刻情報を取得した段階で現在地を予測する。コンビニやファミレスなどに立ち寄って一旦エンジンを切っても、再始動時にすばやく測位するので、すぐに走り出せるのはありがたい。
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