マイクロSDのマップソースを仕込んでおけば即使える!
ロサンゼルス国際空港でシャトルバスに乗り、ハーツレンタカーへ行く。と、予約していたプリウスが待っていた。さっそく、北米版のマイクロSDを差し込んだガーミンにセットし電源を入れると、すぐに現在地が表示された。
Googleマップから転送した地点を目的地にするには、メインメニューから目的地検索を選び「お気に入り」にタッチ。Googleマップから転送した地点を含む登録地点がリストアップされるので、行きたい場所を選び「出発」にタッチすれば、ルート探索が始まる。まずはバグダッドカフェだ。
|
Googleマップから転送したポイントは「検索」の「お気に入り」に保存されている |
オートスケール切り替えで交差点や分岐も安心
案内の方法は日本で使っている時と同じ感覚。右左折するポイントに近づくと、自動的に地図スケールが詳細方向に変わり、曲がり終わると元のスケールに戻る。慣れるとわかりやすい案内だ。音声案内はもちろん日本語し、都市部では車線案内もする。。
|
曲がるポイントに近づくと自動的に地図スケールが詳細に切り替わる。複数車線の主要道ではレーンガイドも表示 |
アメリカは通常、マイル表示だが、普段慣れているキロ表示に変更できるのもうれしい点。「○○マイル先、○方向です」ではわかりにくいが、「○○メートル先、○方向です」なら、距離感をつかみやすいというわけだ。また、今回、初めて気づいた点だが、画面上に制限速度と実際のクルマのスピードが表示されている。以前、ガーミンでアメリカをドライブしたときには、この機能は確かなかったはずだ。慣れない海外ドライブでは、制限速度を見落としがちだが、ナビが教えてくれるのはとても安心だ。
|
画面右下の赤丸内が制限速度でその左が実際のクルマのスピード。見落としやすい制限速度がわかるから安心 |
もうガーミン無しのドライブは考えられない!
そうこうしているうちにバーストゥを右に分岐し、40号へ。ニューベリー・スプリングスでハイウェイを降り、旧ルート66を東に向かうと、初めて来たのに見慣れた風景に出会う。なんの苦労もなく、ピンポイントでバグダッドカフェに到着だ。シンボル的な給水塔こそないものの、カフェもモーテルも、奥のフリーウェイを走るトレーラーも、映画の風景そのものだ。
|
バグダッドカフェへピンポイントで案内 |
|
20年前の映画で見た風景が今も広がる。ただしモーテルには「for SALE」の看板が… |
ここで昼食をとり、次の目的地はモハビ国立保護区。同じように「お気に入り」から目的地を選択し、ルート探索し次の目的地へ向かう。ヨシュアトゥリーが茂る砂漠の中の1本道はクルマ通りが少なく、ガーミンが無ければおそらく不安でしようが無いはず。しかし、まったく不安を感じないのは、たとえ迷ったとしても最終的にはガーミンがホテルまで連れて行ってくれるという安心感があるからだ。
|
モハビ国立保護区内を走る |
|
15号に戻りラスベガスを目指す。遠くにホテル群が見えてきた! |
だから、ルート通りに走らなくても大丈夫。気になる看板等を見つけたら、ルートを逸れて立ち寄ってみる。地図を見ながらのドライブ、ナビ通りのドライブでは出会えない発見があるはずだ。もちろん、ホテルへは迷わず到着。セルフパーキングへスムーズに入れるよう誘導したのには感激だ。
|
風車の一帯はストリートビューで見るのと違いダイナミック。行ってみて良かった… |
また、帰りは立ち並ぶ風車を見物してきたのだが、そこからロスまでのルートは予想していたのとはまったく違う道。もちろん、初めて通る道だが、まったく迷わず、しかも予想よりも早くロスのホテルに到着できたのにも驚いた。ガーミンとGoogleマップがあれば、どこの国へ行っても安心。そんな気がしてきた。
|
夕暮れをロスに向かう。想像していた道とは違うがガーミンがあるから安心 |