あなたの用途にぴったりの最新PNDは？ 前編(2ページ目)

サンヨー「ゴリラライト」NV-LB50DT

サンヨー「ゴリラライト」NV-LB50DT（オープン価格）発売は11月5日

• 画面サイズ：5V型
• メモリ：4GB SSD
• サイズ：幅128×高さ85×奥行18.8ミリ
• 質量：約210グラム

11月5日発売の最新モデル、ゴリラライトは、薄くて軽いボディが魅力。厚みは2センチを切る18.8ミリ、重さは6.2V型のNV-SD630DTより約100グラムも軽い約210グラムだ。そのぶん、ジャイロセンサーや加速度センサーといったGPS電波を受けられない場所での測位性能を高める装備は省略されているが、代わりに電子コンパスを内蔵。また縦向きでも使えるのが特徴で、カーナビとしてだけではなく、徒歩ナビでの使いやすさを高めたモデルだ。

容量は4GB　縦向きでも使える！

縦型表示も可能。徒歩使用時に先を広く見渡せるのが便利

データ容量は4GBと、NV-SD630DTの半分だが、電話番号検索は、個人宅を含む約4,000万件のデータを収録。住所・地番検索は約3,500万件。施設・50音検索は約1,000万件、ジャンル別・周辺検索は約1,400ジャンル/約450万件と、NV-SD630DTと比べても検索データはほぼ遜色ない。もちろんまっぷるコード検索や、「いつもドライブ」とのWeb連携も可能だ。

メモリ容量が少ないぶん、何かのデータを省かなければいけないわけだが、それは詳細市街地図を省くことで対処している。そのため家形がわかる詳細市街地図はない。が、地図は50メートルスケールなど拡大表示ができるし、その地図でも道幅の違いがわかる。そのため、道案内を受けるには十分だ。また3D地図のゴリラビューや、3Dアイコンの表示もできる。

ライトモデルでも案内機能は充実

ルート探索は5ルート同時探索が可能。経由地を5カ所まで設定でき、区間ごとにルート探索の条件を変更できるのも、NV-SD630DTと同等だ。またスマートICを考慮したルート探索も可能、ただし時間による道路規制を考慮したルート探索はできない。

次に案内機能。3D都市高速入り口＆ジャンクション・ランプガイド、およびレーンガイドはNV-SD630DTと同じ、約355カ所/約850画像＆約3,230カ所/約6,470方面、および約90,000カ所だが、3Dリアル交差点は約1,260交差点/約3,860画像、方面看板案内は約5,210交差点/約15,070画像と、案内カ所が減っている。また交差点名の音声案内もしない。

ワンセグ内蔵、圧縮音源＆動画も楽しめる

ワンセグ録画はできないが、ワンセグチューナーを内蔵。SDカードに保存したMP3/WMA形式の圧縮音源や、MP4動画を楽しむことができる。ただし、FMトランスミッターを内蔵していないので、手持ちのカーオーディオからNV-LB50DTの音楽やワンセグの音声を出したいときは、ヘッドホン出力を利用することになる。なお、スピーカーを内蔵しているので、それで音は聴ける。

サンヨーならではの盗難多発地点警告はNV-LB50DTにも搭載。エコドライブ情報機能も搭載している。内蔵バッテリー使用時のワンセグ試聴の連続使用時間は、約3時間20分。

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