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ソニー・ナブユーNV-U3Cを使ってみた 2(2ページ目)

ソニーの最新PND、NV-U3Cのレポート第2弾。今回は案内機能と検索機能をレポート。

石田 功

執筆者:石田 功

カーナビ・カーオーディオガイド


高速道路の案内は?

高速道路ではハイウェイモードを表示。都市高速の入口はイラスト表示でわかりやすいし、ジャンクション/ランプガイドも進行方向を示す矢印とともに表示するので迷わない。もちろん、この時も拡大画面の横に地図が残っている。ルートの色を一般道と高速で分けているのも、細かい配慮。一般道と高速が並行しているような道では、どちらを走ればいいのか迷わないですむ。

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首都高のハイウェイモード
ただし、高架の高速道と一般道が上下に並行している道では自車マークが高速道路上にマッチングしやすい傾向にあるようだ。または、ルートを引いた道にマッチングさせるのかもしれない。首都高と一般道が並行している道で、案内ルートでは高速に入ることになっていた入口から入らず、一般道の路肩に駐車して新しい目的地を設定してみたところ、何度やってみても高速道路上がスタート地点のルートを引いた。ちょっと気になった点ではある。

ルート探索やリルートはスムーズ。探索中にいらいらすることはないし、道を間違えたとしてもすぐに新たなルートを提示してくれるので安心できる。ただ、進行方向は考慮していないので、目的地の方向によっては進行方向の後ろ向きにルートを引くこともある。ま、これは他のPNDでも同じことだし、これが不満であれば、ハイブリッド測位のフルナビを購入するしかない。

小型ボディだから徒歩ナビとしても活躍

NV-U3Cは、徒歩モードもリニューアルした。画面の下にあるガイドにタッチすると徒歩モードが選択でき、自車マークが人間の形に変わる。
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徒歩モードでは一方通行を無視してルート探索


この徒歩モードではルート探索時に一方通行を考慮しなくなるので、最短距離のルート案内ができる。また都市部では詳細市街地図を収録しているので、細街路まで表示。道の広さもわかるし、家の敷地の形もわかるので、どこを歩いているのかわかりやすい。このへんは4GBの大容量フラッシュメモリーを搭載しているのが効いている。

ま、徒歩ナビは携帯電話でも使えるので、わざわざ持ち歩く人は少ないとは思う。が、この徒歩モードは、自転車用のナビとして活躍すると思う。そんなニーズを想定して、6月中旬に自転車用の取付キットを発売する予定。フル充電しておけば省エネモードで約5時間、バッテリーが持続するから、自転車での使用も問題ないだろう。

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