VICSより詳しい渋滞情報を取得
通信機能だが、NV-BD600DTでできるのはカーウイングス会員が収集したプローブ情報とVICS情報を組み合わせた渋滞情報および、最新の交通情報をもとにした最速ルート探索のほか、天気予報や星占いなどの情報チャンネル、パソコンのGoogleマップで検索した目的地をナビでダウンロードして活用できるGoogle位置情報、パソコンで作ったドライブルートをナビにダウンロードして活用できるドライブ計画、クルマの現在位置をパソコンや携帯電話にメールで送信できるここです車メール、現在地および目的地周辺の地図やお店の情報を携帯電話に転送できる送っとケータイなどだ。情報チャンネルでは天気予報や占いなどさまざまな情報が見られる |
対してエアーナビはプローブ情報による渋滞情報とPCサイト、ケータイサイト、ナビサイトでの情報共有。専用サーバーにユーザー個人のフォルダーを持ち、そのフォルダーに各サイトで探した情報を保存しておけば、各端末で活用できる。もちろんカーナビのサイトから直接情報を取得してもいい。カーナビサイトでは新規オープンの施設、地域イベント、オービスデータを含む公開取り締まり情報、TV番組で取り上げられた店の情報などを収集できる。
通信料金はどちらがお得?
気になるのは料金だが、エアーナビはすでにお持ちの携帯電話とは別に通信契約が必要。24,750パケット以上は定額制で、それ以上どれだけパケット通信をしても料金は2,079円だ。また、12,250パケットまでは10.29円で、12,250~24,750パケットは1パケット0.084円の従量制となっている。現在、特別通信料金キャンペーンを行っていて、1,250パケットまでは0円、それ以上、24,750パケットまで従量制になり、24,750パケット以上は2,079円の定額制となっている。このキャンペーンは09年3月31日までだ。対してNV-BD600DT。ブルートゥース対応携帯電話をお持ちであれば、その携帯電話でパケット通信できる。ただし、各通信会社のパケット通信定額プランは適用されないため、別途、パケット料金が課金される。その料金はキャリアによってもユーザーが加入しているコースによっても異なるし、送られる情報料が多い都心部と地方では、通信1回あたりのパケット量も異なるので一概にはいえず、このサイトを参考にしてもらいたいが、ドコモのパケホーダイに加入している場合、月に情報を200回取得したとして、料金は1,050円だそうだ。
レジャーユースならゴリラ、仕事ならエアーナビか
通信の間隔を設定可能。なお通信して情報をアップロードしないと渋滞情報をダウンロードできない。要はギブ・アンド・テイクってわけ |
ただし、営業など仕事でクルマを使う場合には、毎日20回以上通信することもあるだろう。そんな場合は、エアーナビのほうが断然お得になる。要は、ご自身のカーライフにあわせて、必要な機能、不要な機能を取捨択一し、通信料等を考慮しながら選べばいい。
【関連リンク】
・サンヨー電機コンシューマーエレクトロニクス株式会社
・カロッツェリア