第2世代エアーナビは通信機能を持ったメモリーナビ
カロッツェリア・エアーナビはオープン価格。実売価格は5~6万円 |
その通信機能も、大きく変わった。初代エアーナビは、サーバーから検索した地点データや地図を取り込むという具合に一方通行のアクセスだったが、第2世代エアーナビはサーバーに個人のナビフォルダを持ち、パソコンや携帯電話で集めた情報をナビフォルダに保存し、カーナビで活用するという具合に、アップロード/ダウンロード双方向のアクセスができるようになった。さらにスマートループ渋滞情報にも対応。ビーコンの下を通らずとも渋滞情報が得られる。
基本スペックはライバルを圧倒
基本スペックだが、画面サイズは5.8型ワイドで、高精細なVGAモニターを採用。ワンセグチューナー、Bluetoothを内蔵し、ジャイロ&加速度センサーを搭載。別売りの電源ケーブルを用意すれば、車速信号までとれて、さらに自車位置の測位精度が向上する。またSDカードスロットを装備し、MP3/WMA/AACの圧縮音源やMPEG4の圧縮動画を再生可能。ライバルとなる他社のメモリーナビに搭載されている機能で欠けているものはなく、画面サイズ、画素数、測位精度など多くの面でライバルのスペックを上回っているあたりの作りが憎い。ライバルに劣る部分をしいて挙げるなら、バッテリーの持続時間が短いことか。
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