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実装着したBMW Z4を検証

BMW Z4の純正モニターに映っているのはiPodの操作画面。これを見ながらATレバー付近のコマンダーで操作する

右の写真は、BMW　Z4にヴィークル・ハブ・プロ、VPA-B222を装着した状態。写真ではわかりづらいかもしれないが、ダッシュボード上の純正ナビのモニターには、iPodのコントロール画面が映っている。これはVPA-B222から出力された画面だが、この操作画面表示を見ながら、ATレバーの近くにあるリモートコマンダーで、iPodに貯めた音楽の選曲等の操作ができるし、DVDプレーヤーを追加接続すれば、その映像に切り替えたり、音量を調整したりできるというわけだ。

また、このZ4にはHDDナビやDVDプレーヤーも搭載している。Z4の、DVDタイプの純正ナビの性能に物足りなさを感じている人も、純正モニターを替えずにHDDナビにグレードアップできるし、純正システムでは不可能なDVDビデオの視聴もできるわけだ。

このコマンダーで各ソースへの切り替え、選曲＆選局、音量調整などの操作ができる

このヴィークル・ハブ・プロ、VPA-B222は、純正モニターに映像を入力するための、別売りの車種別映像入力切り替えユニットが必要なため、現在のところ、対応車種は限られている。国産車ではニッサンのエルグランドとムラーノ、輸入車ではBMWのZ4とX5のみと、対応車種ははっきりいって少ない。

ただし、今後は徐々に対応車種を増やしていく予定で、いまのところ、BMWのiDrive付き車への対応に向けて開発を進めているところだという。今後、純正ナビやオーディオは、ますます交換しにくい方向へ進むと思われる。したがって、今後のカーAVは、ヴィークル・ハブ・プロのような機器を使って、システムアップ＆グレードアップを図るのが主流になっていくものと思われる。

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・アルパイン