クロコダイル模様のシートセンターストライプ
特徴的な二段重ねの、ダッシュボード全面を覆う大きなフードと、3連のメーターナセルを覆うフード。 |
インテリアでは、ダッシュボード全面を覆う大きなフードに、3連のメーターナセルを覆うフードの二段重ねが特徴。「豊かさとスポーティーさを両立させています」と小泉チーフデザイナー。浮いたセンターパネルは軽快感を表現。アイデアスケッチに見える、リアシートまでつながるセンターコンソールは、2+2のスポーツカーのよう。実車ではフロントセンターコンソールのみだが、リアまでつながるイメージを残したデザインで、スポーティーさを表現する。
アイデアスケッチのリアシートまでつながるセンターコンソールは、2+2のスポーツカーのよう。 提供:マツダ |
インテリアカラーも、モダンさとスポーティーさを表現するブラック&シルバー。シートはセンターに、クロコダイル模様のストライプが入る。「クロコダイル模様は、女性デザイナーの案です。センターに、ストライプを入れるのは冒険でした。直線のクールなストライプだからこそ、有機的なクロコダイル模様が映えます」。このクロコダイル模様は、市場でもさまざまな評判を呼んでいるようだが、「プレミアムブランドだからこそ『なんだこれは?』と思わせるものが必要です」と、小泉チーフデザイナーは語る。
インテリアカラーのブラック&シルバーも、モダンでスポーティー。シートセンターに入るストライプは、クロコダイル模様。 |
見晴らしはいいものの、SUVとしては低いシートポジション。リアシートも、ライバル車と比べて広いとは言えない。けれど、SUVとスポーツカーのクロスオーバーという明快なコンセプトを、見事に表現したCX-7なら、そのデザインとスポーティーさの前に、全て納得させられてしまうだろう。
SUVとスポーツカーのクロスオーバーという明快なコンセプトを見事に表現したCX-7。 |
(写真・文 松本明彦)
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・CX-7
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