毎月2万円で分散投資をする方法

確かに投資信託の最低積立金額が10,000円からだと、銘柄分散、時間分散、長期投資を実現するために複数の投資信託を購入するには、毎月の投資金額を多くするか、毎月の購入銘柄を変更するなどの手間をかける必要がありました。

例えば、国内債券、国内株式、外国債券、外国株式をそれぞれ4分の1の割合でポートフォリオを作る場合を考えてみましょう。

■購入単位10,000円で分散投資をする場合
購入単位が10,000円だと、それぞれの投資信託を10,000円ずつ、合計40,000円で毎月積立を行う必要があります。これでは、毎月の投資予算をオーバーしてしまいます。

毎月の予算2万円で上記のポートフォリオを実現するためには、例えば、奇数月は国内債券と外国債券、偶数月は国内株式と外国株式に投資をする投資信託をそれぞれ10,000円ずつ購入する必要があります。この方法では自動積立ができないので、手間がかかり長続きできそうにありません。

■購入単位1,000円の「ミニ積立」を利用すると
購入単位が1,000円の「ミニ積立」を利用する場合は簡単です。国内債券、国内株式、外国債券、外国株式に投資をする投資信託を5,000円ずつ購入すれば良いのです。月ごとに購入銘柄を指定する必要はないので、自動積立で銘柄指定しておけば済むので手間もかかりません。
※ガイド平野泰嗣作成

※ガイド平野泰嗣作成


■投資対象が多様化する中、自分のなりのポートフォリオが実現可能!
最近は、投資対象も多様化しました。国内外のREIT(不動産投資信託)や新興国の株式・債券、金や原油などのコモディティなどを投資対象とする投資信託も豊富にあります。個人のリスク許容度や投資経験に応じてさまざまなポートポリオが考えられます。特に複数の投資対象を資産配分に入れ、分散投資を満足しながら、積立投資を実現したい人にとっては、今回の最低積立金額1,000円は歓迎すべきことです。

これから資産形成をする、若い人にオススメ

これからの時代は、収入が右肩上がりにアップすることが期待できず、公的年金制度も不透明な状態です。そんな中、豊かな人生を歩むためには、貯蓄オンリーでは十分な資産形成を期待することはできません。

特に若い世代の方は、毎月の家計の中から、投資に回せるお金を確保することは難しいかもしれません。けれども、今回のように毎月1,000円から投資が始められるようになったことを機会に、ぜひ、投資にチャレンジしていただきたいと思います。

投資を理解するには、本で読むよりも自分で実際に実践してみることの方が大事です。早い時期から投資を理解し、投資と長い付き合いをすることが、今後の豊かな人生をも自ら切り開く一つの手段なのです。

人生は長いです。「時間」という最大の味方をつけて、投資への一歩を踏み出してみましょう。


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