NISSAN(日産)/日産の車種情報・試乗レビュー

ダイナミックなデザイン 新型スカイライン(2ページ目)

スポーティーな操縦性とラグジュアリーな乗り心地、そしてダイナミックなデザインの新型スカイラインは、久々に欲しいと思わせる4ドアセダンだった。

執筆者:松本 明彦

クラフトマンシップ

インフィニティ共通のインパネのデザインテーマ「ダブルウェーブ」は、2つの波として左右に広がる。
フォーブのシートも実にいい色。リアシートも十分な広さ。3人分のシートベルトも備える。

モダンウォームスはさらに「インテリアでは、本アルミフィニッシャーを使いながら、その表面に和紙のような表面処理をすることにより、柔らかく温かい表情を醸し出しています。また本木目フィニッシャーは、高級家具にも使われる『ビュバンガ』。フォーブのシートと組み合わせる事により、モダンでありながら温かみのある表情です」

ナビは見やすい最上部に。アナログ時計もインフィニティの特徴。フィニッシャーは、試乗車では高級家具にも使われる「ビュバンガ」の本木目。他に和紙柄の、本アルミの仕様もある。
ナビすぐ下のピアノタッチの水平基調のマルチファンクションスイッチも、インフィニティブランドの特徴。日産ブランドでは、このスイッチが垂直になる。またメーターナセルは、ステアリングに連動し、どんなポジションでも視認性を確保する。

クラフトマンシップは「エクステリア、インテリア共に、細かく丁寧に作りこまれた品質感を見てください。細部まで作り込まれたLシェイプヘッドランプや動きのある輝きのグリル。ヘッドランプ内側まで絞り込んだフロントフェンダーのラインと、フードパーティングラインは、高い技術により実現した緻密なデザインです。インテリアでは、手縫い巻き本革ステアリング、マグネシウム製パドルシフト、本アルミや本木目のフィニッシャー。インテリアは、車外の流れる景色と室内が持つ雰囲気が調和するよう面、線の流れを意識しデザインされています」と長谷川さんは語る。

インテリアは、車外の流れる景色と室内が持つ雰囲気が調和するよう、面、線の流れを意識し、デザインされている。
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