250→2→5
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オートトレーディング ルフト ジャパンの品川の新しい事務所にて、南原竜樹社長。 |
「一時250人居た社員が、たった2人まで減ったんだよ。今は5人になったけどね」。短髪になって現れた南原社長は「寿司屋でバイトしようと思ってさあ」と冗談を言うが、新たなる出発への決意だろうか?
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南原社長の愛車は、ローバー75。 |
24年前学生時代に一人で高級外車の並行輸入を起業し、以来世界中を駆け巡り、中古車屋からディーラー、インポーターへと積極的に事業展開して行く。2004年には売り上げが100億円にまで迫り、TV「マネーの虎」にも出演。正に飛ぶ鳥も落とす勢い。ところが2005年英国MGローバー社の経営破綻を受け、MG Rover Nipponの業務終了を余儀なくされる。
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ローバー75のインテリアはウッドとレザー。英国高級サルーンの文法通りだ。 |
しかし英国のスポーツカー「TVR」の輸入販売の他、新規事業として同じ英国のスポーツカー「ノーブル」の輸入権も獲得。再生に向けての始動を始めた。そんな南原社長の今のクルマはローバー75だ。「TVRもロータスもノーブルも皆英国のクルマで、ブランドマッチがいいよね。スピードが出るクルマが好きなの。(ローバーの)MG-ZTとか速いよ。コーナーに突入する時も、2,000万円級の高級車より安心だね。ローバー75は革のインテリア、その落ち着ける雰囲気もいいでしょ」。
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75の尻下がりのテール。 |