輸入車/注目の輸入車試乗レポート

非日常への探検 「エクスプローラー Eddie Bauer」(3ページ目)

小春日和の中、おおらかで明るいインテリアに包まれ、静粛性の高いエクスプローラーでドライブしていると、どこまでもずっと走ってしまいそうだ。

執筆者:松本 明彦

SUVを思わせないV8の静粛性

V8エンジンは、高級セダン並みの静けさ。ABS、ESP、トラクションコントロールに加え、車両の傾きを検知するロールスタビリティを統合制御するアドバンストラックは、車両の横滑りや横転の危険を未然に回避する、SUVのエクスプローラーならではの装備。

V8 4.6Lは296psを発生し、力強く加速する。走り出してすぐに、その静粛性の高さに驚く。誇張ではなくSUVと言うよりは、V8セダン並みの静けさだ。

明るいキャメルのインテリアカラーに包まれ、小春日和の日差しを浴び、静粛性の高いエクスプローラーを運転していると、とてもリラックスできる。

ABS、ESP、トラクションコントロールに加え、車両の傾きを検知するロールスタビリティを統合制御するアドバンストラックは、車両の横滑りや横転の危険を未然に回避する、SUVのエクスプローラーならではの装備だ。悪路に入って行く時に安心なのはもちろん、普段のドライブにも余裕の心を持たせてくれる。また乗員の身長をシート位置、体重をセンサーで感知し、さらに衝突の度合いやシートベルト使用の有無などにより、膨らむスピードやサイズを変えるエアバッグも、最新の装備だ。

気がつくと何百Kmも走ってしまうほど、リラックスできるクルマ。それがエクスプローラー(探検家)だ。

決して豪華ではないが、質感高く機能的ながら、いい意味でゆるくおおらかなインテリアのエクスプローラー。その明るいキャメルのインテリアカラーに包まれ、小春日和の日差しを浴び、静粛性の高いエクスプローラーを運転していると、とてもリラックスできる。気がつくと何百Kmを走ってしまいそうだ。しゃかりきに遠くを目指すSUVではなく、肩の力を抜いてリラックスしていても遠くまで探検できてしまうSUV。きっとそれがエクスプローラー(探検家)なのだ。(写真・文 松本明彦)

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