言わずもがなの高級装備、上質な乗り心地
ウッドパネルが標準装備となるインテリア。上級グレードになるとシートは本革になります。純正ナビはDVDで、オーディオ類はステアリング上から操作可能。E500アバンギャルドにはHarman/kardon社製のオーディオが組み込まれています |
いずれもメルセデス・ベンツの哲学に乗っ取り作られた極上の高級セダンですから、乗れば快適この上なし。またエアコンは運転席&助手席と後席の左右とでそれぞれ異なる温度設定が可能。さらにこの4つのゾーンそれぞれで日射量を検知し、コントロールしてくれます。ですから長距離の移動で、どこに座っても快適に目的地まで過ごすことができるのです。
またAIRマティックDCサスペンションを装備したE500アバンギャルドはセンサーで路面の状態や運転スタイル、荷重の状態などを監視し、ダンパーとスプリングの設定を制御。最高出力306ps/最大トルク46.9kg-mというV8 5Lエンジンの巨大なパワーを、乗り心地やハンドルさばき加減を損なうことなく、存分に味わうことができます。
AMG E55は、2006年8月には6.3L V8を搭載したE63へと進化。514ps/64.2kg-mというバケモノ級となりました。こちらの最安値は548万円とまだまだ高価ですが、新車時価格は1400.7万円ですから、すでに半額以下です |
ちなみにW211型に鳴り物入りで採用された、電子制御式のブレーキシステム「センソトロニック・ブレーキ・コントロール」は不具合によってリコールとなり、2006年8月のマイナーチェンジ以降は装備されなくなりました。リコール対象車は当然無償の対策整備が施されますが、マイナーチェンジ以前の中古車を買う場合、念のため販売店で確認したほうが良いでしょう。
それにしても、Eクラスがクラウン並みの価格で手に入るなんて、時が経つというのは良いことだとしみじみ思います。自分のガレージに王冠を納めるか、それともスリーポインテッドを納めるか。私なら答えは明白です。
このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。
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