アラフォーこそ中古ブレイドのターゲット!?
オーリス同様、ダッシュボードからセンタコンソールが突き出てくる感じのインテリア。助手席側のインパネ上部には大きくスエード調表皮が貼られています。グレードにGがつくモデルはエアコンが左右独立型となります |
オーリスが1.5Lと1.8Lを積むのに対し、ブレイドは2.4Lと3.5Lを搭載。ミッションは2.4が7速、3.5Lが6速に切られたCVTが備わります。リアのダブルウィッシュボーンは、軽快な走りというより、大排気量のゆとりとパワーを活かしつつ乗り心地の良さを引き出すためのもの。さらにVSC&TRCやサイド&カーテンシールドエアバッグ、ニーエアバッグなどを全車標準装備するなど、安全性はマークXより充実しています。
さらにマスターシリーズになると、225/45R17なんていうスポーツカーみたいな足元になり、フロントライトはディスチャージを備えます。またグレードにGがつくモデルは、シートが本革&アルカンターラで、運転席は電動パワーシート(マスターGは助手席も)になります。
ゴルフバッグ2つを積めるトランク。リアシートは6:4分割可倒式で、背もたれを倒すと自動的に座面が沈み込んで、フラットなスペースを簡単に作ることもできます |
しかし、中古車となるとその図式はどうなんでしょう。前述のように3.5Lは150万円から、2.4Lは100万円以下から狙えます。「新車は買えないけどこれなら」と、ターゲット層をぐんと広げています。しかもハッチバックスタイルといい、そこに大排気量エンジンなんて、まさに私の世代、アラフォーやその下の世代としては捨て置けないスペックではないでしょうか? VWゴルフのGTIや、プジョー307XSi、アルファ147あたりを中古で考えているアラフォーにとって、大パワーのハッチバックはアリだと思うのです。
さらに、その希少価値がまたいい。個性の多様化が叫ばれてもう何年経ったのわかりませんが、それでもA級ばかり目がいっているのも、どうなんでしょうか。いっぽうでB級トヨタって、特に中古車になると、とても熟した果実のように思えませんか?
このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。
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