世界最高峰の静粛性や乗り味を、普段の足として使う快感
木目パネルを贅沢に使用するなど、高級感いっぱいのインパネ。灰皿やカップホルダーの開く速度まで考え抜かれています。オーディオステアリングスイッチは全車標準装備 |
またルームパーテーションパネルを曲面化したり、リアホイールハウス内にウレタン素材を採用するなど、ロードノイズ・砂跳ね音・水跳ね音・風切り音・制振・吸音…あらゆる方面から静粛性が徹底的にこだわり抜かれています。
乗り心地に関しては、もう極楽としかいいようがなく、長距離ドライブがまったく苦になりません。特にエアサスは高速走行時には自動的に車体を下げたり、路面からの入力を抑制し車体への振動を抑えます。またバネサス仕様にはeRバージョンというモデルもあり、こちらは欧州仕様の足回りをそのまま持ってきているので、アウトバーンから石畳までこなせます。
最高級レザーの一つ、セミアニリンも用意されたインテリア。シートクッションやシートバックに送風してくれるコンフォータブル・エアシートは一部グレードに標準装備。これ、冬暖かいだけでなく、夏はお尻や背中が蒸れなくて快適なんです |
100万円を切ったとはいえ、このように日本車で世界のトップを極めたと言えるモデル。一度は味わいたい最高峰です。だとすれば、出来ればなるべく新車時の状態に近づけて、世界の頂点を味見したくなるというもの。しかもそれを、マークIIやクラウン同様、ファミリーカーとして使っちゃうというのがいいじゃないですか。ご近所さんも、立派そうな車に乗っているのはわかるでしょうが、M・ベンツやBMW、レクサスのマークがないので、嫌みは感じないでしょう。
ちなみに旧型クラウンで、3万km以下で探すとやはり150万~。200万円までの間なら12台見つかります。もちろん年式はセルシオより高年式ですが、でもクラウンですよ?(と、言いたくなります。セルシオに乗ってしまうと)
このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。
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